先日テレビでイチロー選手が小学生にアドバイスをしていました。
『今は君たちを厳しく育てるのが難しい時代になりました。ですから、自分自身に厳しくなってしっかり鍛えて欲しいです。』
そんなことを話していました。
アスリートになろうと思ったら特に『厳しさ』は外せない。
だけど、昨今コーチや監督が厳しく指導するのが難しくなっています。
パワハラだ、虐待だ、とその境界線がわからなくなっています。
その点、三重進学ゼミを選んでいただいた保護者様のほとんどは
『家ではやらないのでもっと課題を出してください!』
『もっと厳しくしてください!』
『終わるまで帰さなくていいです!』
と、自分に甘い生徒に対し、保護者様も先生も妥協することなく厳しく接して指導ができるおかげで、その環境で勉強している生徒のテストの点数は嫌でも確実に上がりました。
深夜まで残って、やらなかった課題が終わるまで生徒は帰れない。なんて塾は他にないでしょう。
当塾に入塾するまで、宿題を一切やらない生徒のほとんど・・・いや全員と言っても過言ではないその『宿題をやらない理由』は
『やらなくても結果、自分自身が痛くも痒くもないから』だと思っています。
学生時代の自分も正直そちらの考え方の人間でした。
宿題をやらなくても初めは『宿題を出しなさい』と先生に言われるでしょうが、そのうち成績が下げられるだけで何も言われなくなる。
だからやらない。
行きたい高校や将来の夢がなければ成績が下がっても平気。
宿題をやる意味、テストの点数を上げる意味、成績を上げる意味が見い出せないのです。
だが、絶対にやらないといけなくなった生徒は長時間残されて『マジでやらないと帰れないんだ。。。』と、1度頭を打ちます。
そのことを学習した生徒は『次は早く帰れるように』と、出された課題を期日までにやるようになりました。
宿題をちょっとづつやる理由が1つできました。
期日までに宿題ができるようになった生徒は、テスト期間中に余裕ができます。
余裕ができた生徒は、テスト期間中に大慌てで学校の提出物をやらなくてもよくなり、今まで以上のテスト勉強ができるようになりました。
そうすれば必然的に点数が上がりました。
点数が上がれば、次はもっといい点が取りたくなりました。
そうなると、自分から『あの課題が欲しい!』と言い、普段からテスト勉強をし始めました。
提出物がちゃんと出せるようになり、テストの点数も上がり、成績も上がり、自分のやりたいこと、可能性がどんどん広がって、やりたいことが見つかれば、そうなるにはどの高校を出ればいいのか目標が見えます。
目標が見えれば、自分が現状の学習量で足りているのか足りていないのか見えます。
足りていなければ自ら学習量を増やし始めます。
そうなれば立派です。
社会人も然りです。
結果が全ての評価である世の中、自分に厳しく、やるべきことをやらないと誰も厳しく指導をしてくれません。
言われたことを、やるだけであったり厳しく指導されている方が、ある意味、簡単だったとも言えます。
周りで厳しいことを言ってくれる人は貴重です。
言われるうちが花、などとも言います。
とにかく、『できるか、できないか』ではなく『やるか、やらないか』で考え本当にその行動でいいのか自分で考えて行動すべきです。
さすがイチロー選手ですね。
野球だけじゃなく人生全般においてメンターにされていることでしょう。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/12/22/kiji/20191222s00001007223000c.html
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。