2019年6月28日金曜日

脳科学で分かった言うことを聞かずキレるお子様への対処法

小学校の高学年から中学校、高校にかけてお子様は思春期に入り今までより反抗的な態度をとってきたりいたします。

そんなとき、どう対応すればうまくいくのか脳科学的なお話をしたいと思います。

お子様が娘さんの場合
女子は思春期になると女性ホルモン『エストロゲン』が脳内に大量に分泌されます。
それにより、物事の好き嫌いがはっきりしてまいります。
ですので、少しでも気に入らないことがあると激しい拒否反応を示すようになります。
そのため、親が良かれとしたことであっても思春期の娘さんはすぐにキレてしまうのです。

では、キレる思春期の娘とうまく付き合うためにあることをすればいいのですがそれはいったい何でしょう?

正解は『親子で共通の目標を作る』ことです。
では具体的にどうするかというと・・・
時間を決めて娘さんの好きなことを一緒にしたり、週に1回程度で一緒に料理を作ってみたりすることで共通の目標をもつことにより親を敵として見るのではなく、目標に向かって努力する仲間として受け入れてくれるようになるのです。

では、お子様が息子さんの場合
あえて、そっとしておくことが大事です。
男子は思春期になると男性ホルモン『テストステロン』が脳内に大量分泌されます。
それにより、行動が攻撃的になったり一人でいたいと思うようになります。
ですので、キレる思春期の息子とうまく付き合うためには親はあれやこれやと息子に手を尽くすのではなくそっと自立を待つことが大事です。
他にも周りのお子様と競争できるような勉強をしたりスポーツなどに闘争心の矛先を向けさせることで自由意志による学習能力が上がってまいります。

男女共通して言えることは、日々いろんなことを体験させてあげてください。
今、勉強する意味が分からないお子様はたくさんいます。
将来の目標がないのでなんで勉強をしなければいけないのか分かりません。
いろんな体験、経験をすることにより将来なりたい職業が見つかったり、そのことに対してもっと詳しく知りたい!極めたい!と思うようになります。
そうなれば、将来なりたい自分になるためにはどんな勉強をしてどんな高校、大学に行かなければそうなれないかが見えてくるでしょう。

現在、三重進学ゼミ桔梗が丘校では夏期講習の受講生を募集しております。
小学6年生で理解度が高い塾生は6年生の算数基礎がすでに終わっております。
夏期講習では難易度を上げて頑張ってもらいます。
春から少しつまずいてしまっている生徒はこの夏の間にわからないところを無くしましょう!

まだ塾には行ってなく夏期講習を受講させようか迷っている保護者様
わからないところがわからないままでは効率よく学習することはできません。
是非、学力の健康診断であります弱点診断を受けていただければと思います。

2019年6月19日水曜日

10年後、君に仕事はあるのか?

先日、テレビのバラエティ番組で日清食品の滋賀に出来た新工場の様子が流れていました。

床面積約11万8千平方メートルで、平成29年5月に着工し、3月に第2期工事を終え、現在は6ラインが稼働しており、12月には全10ラインが稼働予定。
投資額は計655億円。
画像に含まれている可能性があるもの:座ってる(複数の人)
工場では麺生地を蒸して油で揚げ、具材とカップに詰めて包装するまでの過程をほぼ無人化された長さ約200メートルのラインで行う。
従来は人の手で行っていた原材料の搬入作業なども自動化し、全工程をカメラで撮影。
写真の説明はありません。
稼働状況を見守るほか、商品に不具合が生じると製造過程をさかのぼって、映像を確認できるようにし、不良品発生率を100万分の1以下に抑えたという。
工場内の情報を集中管理できるシステムの導入によって工程ごとに配置していた不具合に対処する従業員らが不要になり、1ラインあたり15人ほどいた従業員を7~8人に減らした。
最新鋭の工場稼働によるコスト競争力の向上を目指す。

とのこと。
1ライン15人から半分に人員を削減している。
10ラインで約80人もの人が必要ではなくなるということである。

今後10年でなくなる仕事の一部
銀行の融資担当者
スポーツの審判
不動産のブローカー
レストランの案内係
保険の審査担当者
動物のブリーダー
電話オペレーター
給与・福利厚生担当者
レジ係
娯楽施設の案内係・チケット係
カジノのディーラー
ネイリスト
クレジットカードを申込者の審査を行う従業員
集金人
弁護士助手
ホテルの受付係
電話販売員
仕立屋
時計修理工
税務申告書代行
図書館の補助員
データ入力作業員
彫刻師
苦情処理担当者
簿記・会計、監査の事務員
検査、分類、見本採取、測定を行う従業員
映写技術師
カメラ、撮影機の修理工
金融機関のクレジットアナリスト
メガネ、コンタクトレンズの技術者
殺虫剤の混合、散布の技術者
義氏製作技術者
測量技術者、地図製作技術者
造園・用地管理の従業員
建設機器のオペレーター
訪問販売員、路上新聞売り、露店商人
塗装工、壁紙張り職人
など

これらは一部であり、すでにロボットが入り自動化されている職業もどんどん出てきている。
「ロボットで自動化になっても人間が絶対必要な仕事があるから大丈夫」
なんて声がたまに聞こえてきますが、本当に大丈夫ですか?
ロボットが入ってきて、自動化が進むにつれ仕事ができない人が増えてきます。
その中で人が必要な仕事があったとすれば、その仕事ができる人は周りの人より能力が高い人です。
では、能力=高学力であるか・・・
それだけではないです。

私は、27歳から数年間、主にブラジル人を扱う外国人労働者派遣の人事と労務管理をしていましたが、学力が高くても不器用な人や融通が利かない人、頭の固い人などは採用しても使いにくい人と判断しておりました。

では、どうやって学力以外を鍛えるか・・・
それは、以前書かせていただきました非認知能力です。
ご興味があれば是非過去の文をご覧くださいませ。

2019年6月14日金曜日

中学生、高校生へ『英語速読』のすすめ

『2019年度 高校入試から見る鍛えるべき力とは・・・』

2020年度から始まる大学入試改革で高校入試にも変化が見られます。

今回の教育改革の目標はグローバル化や予測困難で急速な変化に積極的に向き合い、他社と協働し、また情報や知識を再構築することで新たな価値を生み出したり問題を解決する力をつけることです。
キーワードは『思考力・判断力・表現力』をつけること。
では、その力を見るために英語ではどのような傾向と変化がみられるのでしょうか。2019年度の高校入試をもとに分析していきます。

ここ数年の傾向として次の5つが挙げられます。

①ワード数の増加・長文読解問題の点数比重増
ついに今回、東京が前年比+500語、神奈川が前年比+700語で総ワード数が3000語を超えました。
大阪(C問題)でも2700語と、全国的にみても長文の得点比率は50%を超えているところがほとんどです。
中学生の英文を読む速度は平均50wpmと言われています。
仮に総ワード数を2000語とすると、問題を読むだけで40分かかることになります。ここで問われているのはいかに早く問題を把握し答えられるかという『処理能力』であり、長文対策は必修事項です。

②図表読解問題の増加
文章を読むだけではなく、グラフやイラストなど図表と照らし合わせて正解を導く問題です。
文章中に直接的な表現を使わない場合も多々あり、情報を照らし合わせ矛盾がないか整理、判断する力が求められます。
お金の計算や時間経過を問うもの、地図や掲示物など日常で目にするもの等が取り扱われており、実用的な題材が増えているのも近年の入試傾向です。
考える時間確保のためにも、処理能力を上げることが重要です。

③英作文の変化(条件英作文、自由英作文)
場面に応じた状況から最適な作文を書く『条件英作文』、テーマについて説明したり自分の考えを書く「自由英作文」。
前者はまず、条件を把握すること、その文章内で使われている表現の範囲内で的確に書く力が求められます。
後者は題材の内容把握はもちろん、普段から考えていないといきなり意見を問われても答えることができません。
まさに『思考力・判断力・表現力」を見られる問題です。

④複合問題の登場
まず英語の記事を読んで、そのあと会話を聞いて解答を英語で書きます。
総合的な英語力だけでなく要約する力も問われます。

⑤図表と聞いた内容を照らし合わせて答えるリスニング問題の増加
図表を読み解き、また、全体を聞かなければ答えられない問題が増えています。
ピンポイントで聞き取るといったテクニックが使えなくなってくるので、普段から英語に耳を慣らし、また、最後まで集中して聞けるようリスニングの体力を身につけることが重要です。

『高校入試でも外部試験の活用が進む』
大阪府では取得している英検の級によって英語試験の得点に換算されており、福井県でも所得級で試験結果に+5~15点、加算されます。
全国的にみても、公立・私立、何らかの優遇制度をもつ学校が増えており総合的に英語学習するうえでも積極的に外部試験を受けることも検討しましょう。

2019年6月10日月曜日

自由意志で勉強をする

先日、子供たちの自由意志に基づいて行動することにより能力が大きく伸びる話を書かせていただきました。

では自由意志で勉強をするとは何か

自由意志で勉強をするとは、『やりたくないなら一生やらなくてもいいよ』ではなく『期限が決まっている課題をいつやるか』を自分で決めればそれは自由意志による学習になります。
塾の課題は、毎日コツコツやれば問題ありませんが用事でできなかったり、疲れてできなかったり、遊びが優先でできなかったりすると思います。
では、できなかった日の分をどうするのか自分で考えて次の日にするのか3日に分けてするのかそれ以外なのか自分で考えて学習してもらいます。
やらなかった分をやらないままであるならば学力は当然伸びることはありません。

入塾したての生徒は計画通りできる子とできない子がおりますので、まずは毎日決められた勉強量をやってもらい学習計画に遅れが出てくる場合は生徒と先生、または保護者様もご一緒に学習計画を作り直し今後の勉強を頑張ってもらいます。

慣れてくれば、時間があったからと多くやったり、用事があったからと減らしたり自分で調整できるようになります。
事前に用事があることがわかっていればその日までに終わらせて用事がある日は宿題をしなくてもいいように調整できる子も出てきます。
そうなってくると論理的思考力・問題解決能力・自由な発想力が発達してきますので勉強以外の生活にも役立ってきます。

では、どれぐらいで学力が向上または回復するのか
これに関しては学力診断をした結果をもとにお話をするのですが『どれぐらいこじらせているか』と『本人のやる気』によります。
ここは病気やダイエットなので例えてお話をするのですが

風を引いた場合、病院に行って診断を受けます。
病院で風邪だと診断され風邪薬だけをもらって毎日薬を飲みます。
毎日ちゃんと処方通りに飲んでいれば1週間ぐらいで症状が治まってきます。
1か月もすれば完治して元に戻ります。
ですが薬を飲み忘れたり、症状が悪化してから病院に行くと肺炎になっていたりします。
肺炎になって入院することになりました。
結果、薬の量も沢山増え完治するまでに1年もかかってしまいました。

最近、理想体重より体重が少し多くなり、太っているのが気になってきたのでジムに体験をしに行きます。
トレーナーの言われたメニューで週2回90分でトレーニングを始めます。
トレーナーからは「毎日バランスの良い食事に気を付けて、毎日自宅でもトレーニングをするように」と言われ好きなものを制限されます。
ちゃんとトレーナーの言われた通りトレーニングを行った人は3か月程度で希望の体重まで落とすことができました。
ですが理想体重を大きくオーバーし医者からも「このままでは命の危険が!」と言われた人や、トレーナーのメニューを無視して好きなものを食べ、トレーニングもサボっていた人は痩せるのに多くの時間がかかるため、なかなか理想体重まで落とすことができません。
また、理想体重で健康な人は筋肉量を増やしバキバキの肉体改造をすることができます。

このように、学習に関しても少しわからない程度であるならば回復させることは意外と簡単です。
わからないところを何年も放置してどうしようもなくなってから入塾した場合はそれなりの時間がかかります。
全ては本人の『やる気』次第で時間を短くもできますし長くなることもあります。
盲腸を発症して放置していたため腹膜炎を起こしているのに日帰りで退院なんてできません。
体重120キロまで放置していたのに1か月で50キロまで痩せることもできません。
全てこじらせた期間が長ければ長いほど完治するまでに時間がかかることをご理解いただければと思います。

ですが、やり続ければ必ず効果はあります。

1.01の法則はご存知でしょうか?
1.01の365乗=37.8
こつこつ努力すれば、やがて大きな力となります。
0.99の365乗=0.03
逆に少しずつサボれば、やがて力はなくなります。
どちらもたった0.01の力です。

三重進学ゼミではこじらせる前の『予防学習』をおすすめしております。
『予防歯科』と同じように虫歯になる前から虫歯にならないための定期的な治療。
わからないことがないうちから正しい学習を始めれば悩むことなく難しい問題にチャレンジできます。
是非、学力の健康診断を受けてみてください。

2019年6月8日土曜日

子供を塾に行かせる理由はなんですか?

とある保護者様よりご相談を受けました。
似たようなことで悩んでいらっしゃる保護者様もおられると思います。

子供を塾に行かせる理由はなんですか?の問いに保護者様は
1.テストで良い点を取らせるため
2.成績を上げるため
3.いい高校、いい大学に受かってほしいため
4.とりあえず基礎学力だけは・・・

などあると思いますが、最終的にたどり着く理由は『自分の子供に幸せになってほしいため』だと思うんです。
では、どうすれば自分の子供が幸せになれるのか・・・

〇やらされた学びから得られる学習効果は限定的であるか、むしろマイナスだったりする。
勉強をやらない子供に無理やり勉強をやらせると反発し、物凄く適当にやったり答えを写して見た目やったことにする。

そんなことでは勉強をやった成果は得られない。
むしろ、自分でも読めない字で書くことはマイナスであり時間の無駄である。

勉強をやらない子供に対して怒鳴り散らしている保護者様もいるかと思います。

では、どうやって勉強をやらせればよいか・・・

子供たちは自由意志に基づいて行動することにより能力が大きく伸びるという研究結果があります。
元お茶の水女子大の教授、内田氏による語彙力に関する調査で何をやったかというと・・・
小学校の内容を先取り学習している幼稚園児と自由遊びが多い幼稚園児のその先の学力を比べると自由遊びをしていた園児のほうが小2ぐらいからの能力が高いという結果が出ています。

運動能力の杉原隆氏の研究では、これも幼稚園で運動指導が多い園と自由遊びが多い園の子供たちのその後の運動能力を比べたところ運動指導の回数が多ければ多いほど運動能力が低いという驚きの結果が出ています。

幼児教育で変わらないのであれば、そこは年を重ね大きくなっても変わりません。

なので、大きな声を上げて『勉強しなさい!』と言わなくても、その子に合った適切な声掛けと正しい勉強方法を教えて指導してあげれば、無理やり勉強をやらしているよりは確実に学力は伸びます。
誘惑の多い家庭環境では特に注意が必要です。
声掛けが適切であったとしても保護者様がゲームをやりながらや、テレビを見ながら「勉強しーや」と言っても子供は勉強をやりませんし、自分が見たいテレビを我慢しているのにテレビを見ている親の笑い声でも聞こえようものなら「こっちは勉強してるのに!」と勉強どころではなくなりますので、そんな時は一緒に何かに取り組んでみてください。
塾のほうが勉強できるのであれば是非、自習させに来てください。

モンテッソーリ教育はご存知ですか?
最近では将棋の藤井聡太さんでも耳にすることがありました。
子供たちには自己教育力と言われる自分を成長させる力が生まれながらに備わっているので周りの大人は環境を整えてあげるだけであとは自らが学ぶという考えです。
この教育を受けていた有名な人で言えば
アメリカのオバマ大統領
マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏
アマゾンの創設者ジェフ・ベゾス氏
Facebookのザッカーバーグ氏
ウィキペディアのジミー・ウェールズ氏
などその他数々の人がおります。

これらの考えを取り入れ指導している当塾では実際・・・
入塾時は塾にも行きたくない宿題は絶対やらないといった生徒もいましたが、今では週5で毎日塾に来て何も言われることなく課題に取り組んでおります。
宿題がなかなかできなかった生徒も宿題を頑張ったときにテストで良い点数が取れて、そこからは『やればできるんだ』と自主的に塾の言われた通りちゃんと課題をこなしている生徒もおります。
入塾説明の時は教室を歩き回っていた生徒も必要以外は歩き回ることもなく集中して学習しております。
また、学校の授業中に歩き回っていた生徒も「学校の先生から最近、歩き回らなくなったと言われました」と保護者様から報告をいただいたりしております。

今あげた生徒達も入塾してすぐにそうなったわけではありません。
焦りは禁物です。
急がば回れです。
人が変わるには時間がかかります。
普段から勉強をしていた子はすぐに伸びるかもしれませんが、今まで勉強してこなかった子が突然毎日何時間も勉強をするのは無理です。
ヨガやトレーニングを日々行っている保護者様と普段全く運動していないけど突然苦痛なダイエットをやり始めた保護者様と同じようなことが起こっています。

アドラー心理学でも謳っておりますが「子供たちは自分で伸びることができるのだから、大人は干渉し過ぎてはいけない」これが基本です。
また近年、褒めちぎる教育が流行っておりますが褒めれば褒めるほど人はダメになるとも謳っておりますし教育実験でも結果は出ております。

子供たちには自分で自分を伸ばす力があるんだということを信じて三重進学ゼミでは日々の学習と同時に非認知能力も一緒に伸ばしています。

非認知能力とは2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン氏の概念で人生の成功において極めて重要とされる能力であると言われております。

企業の人事担当者が最近の子たちはコミュニケーション能力が低いなど言っておりますが全てここに集約されております。

非認知能力は定期テストなど、日々のテストなどでは測ることができない能力となっております。
逆にテストで測ることのできる能力を認知能力といいます。

ですから、学校のテストで点数が仮に低くかったとしても社会で成功するための能力はそこではありません。
現に中卒の社長や、学生の頃は不良だったが今ではバリバリの営業マンだったりもするわけです。
その人たちは、若い時からたくさんの大人たちと関わることにより非認知能力が大きく育った可能性があります。

非認知能力は人対人でしか学べない能力です。

なので、非認知能力が育っていない人は、人と考えながら話すことをせず机に向かって勉強ばかりしていたため、定期テストでは良い点数を取っていて、いい高校,大学に入って、卒業したがやることが見つからずニートをしているような社会人もいるわけです。

そうなっては、この話の初めにあります『自分の子供に幸せになってほしい』からは遠く離れてしまいます。

テストの点数も当然大事です。
なので、日々の学習は当然やってもらいます。
それと同時に測ることのできない見えない能力もとても大事です。
思春期のお子様は大変だと思います。
言えば反発すると思います。
ですが、自分のお子様を信じてあげてください。
速読をやっている生徒は特に見えない力が凄く伸びています。
言い方ひとつで人は良くも悪くも動きます。
お子様に勉強をしてもらう手はいくらでもあります。
直接ご来塾いただき相談してくれている保護者様も沢山おられます。
ご連絡いただければ対応いたしますので是非、ご相談くださいませ。

2019年6月6日木曜日

小中学生からの読書週間が大切!

自分で考える力を読書で磨こう!!

〇読書冊数0冊の高校生が50.8%
『学校読書調査』の第64回報告によると、一冊も本を読まない「不読率」は小学生で8.1%、中学生で15.3%、高校生で55.8%となっており、1か月で読む読書冊数も高校生は1.3冊と大幅に減少しています。
本を読まない高校生は、部活などで時間がなかった、本が好きでない、高校生になるまでに本を読んでいない(読書習慣がない)と答えた生徒が一定割合、含まれることから、高校生になるまでの間に『発達段階に応じて読書習慣を身に付ける必要』があります。

〇自分にあった読書への取り組み方を見つけよう
読書能力の発達には5つの階段『前読書期』『読書入門期』『初歩読書期』『多読期』『成熟期』に分けられると提唱されています。『みんなの速読』トレーニングでは、2019年春よりけい学年や読書が苦手な人向けに新しいコンテンツを搭載し、各個人の読書レベルにあったトレーニングが展開されます。
入試では、難易度が高くなるほど知識と共に自分の考えをアウトプットする『思考力』が求められます。
文章を読んで自分の考える力を身に付けるためには読書が有効です。
本を読み、様々な文化や考え方に触れたり、さらに疑問を持つことで知識と考える力が身に付きます。
部活動や習い事で忙しくなる中学生、高校生も速読力を身に付けて思考力を磨きましょう!

『前読書期』⇒文字を認識し、絵本に興味を示す

『読書入門期』⇒読み聞かせをせがむ・かな文字が読める

『初歩読書期』⇒読むことは楽しいと実感する・語彙が増える

『多読期』⇒速度が大幅にアップする・自発的に何でも読む

『成熟読書期』⇒共感する本を求める・学術論文なども読める

日本速脳速読協会の『みんなの速読』は映画やアニメでも有名な角川つばさ文庫の本が速読トレーニングに搭載されております。
画像に含まれている可能性があるもの:1人

2019年6月5日水曜日

英語、数学は過去に習ったことを忘れていたら学習は困難

6月に入り中3生は現在平方根を習っています。

近似値、有理数、無理数は中3の教科書で習いますが『絶対値』という用語も出てきます。
絶対値については過去に学校で習っているので教科書では説明されていません。
この用語が分からない場合、それを知る手段でこれから成績が伸びる子とそうでない子の差ができます。

〇成績が伸びる子は自分で絶対値が何なのかを調べることができる子
〇そうでない子は、わからない時にすぐ先生や親、友達に聞く子

後者のほうが短時間でわかって効率が良いように思えます。
本当に効率よく覚えられる子も中にはいるでしょう。
ですが全ての人がそうではないので当塾の考え方は違います。
努力せずにわかった情報はその場限りで『わかったつもり』になっているだけです。
また時間が経てば忘れる。忘れても誰かに教えてもらう。
それでは、いつまで経っても覚えられません。
わからない時に教えてくれる人がいなければ自分で解決することができません。

大人でも同じことを何回も聞く人いますよね?
それぐらい覚えろよ!って思いますがその人は覚える努力をしていないので覚えられません。
今ではいちいち覚えなくても携帯に情報が入っているので自分の電話番号や住所も覚えられない人が沢山います。
でも、会社などで発表しないといけないことなどは『覚える努力』をするので覚えることができます。

前者は自分が知りたい情報を脳に汗をかいて探し出します。
わからないことを探す作業は大変で時間のかかることです。
なので、『覚える努力』をします。
さらに、探している最中にも今まで忘れていた他の情報を見直す機会となり「あぁ、そういえばこんなことも習ったなぁ」と復習しながらわからないことを探します。

忘れていることが多ければ初めは探す作業が多く大変です。
ですがそれは今まで覚えることができなかったことなのでしかたがありません。
会社でも同じことが言えます。
新入社員は新しいことだらけで覚えることが沢山あります。
時間はかかりますが『覚える努力』をすることにより、そのうちわからないことが少なくなっていき追いつけるようになりますし追い越すこともできます。

追いつくには努力は必要です。
学校のテストや受験の日は待ってくれません。
努力無しでは絶対に追いつくこともできません。

本当に効率の良い勉強のやりかたは三重進学ゼミで教えます!
あ、絶対値についてわからない人は自分で調べましょう。
ヒントは中1で習っています。

昨日、絶対値がわからない中3生が30分かけて『本当に覚える努力』をしていました。
がんばれ受験生!