2019年10月3日木曜日

みんなやりがちな科学的に否定された勉強法 メンタリストDaiGoも警鐘を鳴らす

なぜ、こんなに間違った勉強法が流行っているのか?
 
これは学校や塾で授業はやっているが教科書の内容を先生が喋っているだけで肝心な勉強法を教えないから。
 
それと学校組織が科学に対して柔軟性が低すぎる。
 
なので科学的に新しい研究によって「こういう勉強法は意味ないよ」「こういう勉強法は意味あるよ」「これをやったほうがいいよ」とわかっても反映をいつまでたってもやらない。
 
学校や国が変わるには時間がかかりすぎるので皆さんは新しい勉強法を早く学んでみんなに差を付け将来、より多くのことを身に着けよう!ということをメンタリストのDaiGoさんもおっしゃっております。
 
 
 
『正しい勉強法の罠』
 
多くの人は正しい勉強法を学ばないうえに、塾の講師や学校の先生でも『間違った勉強法』を普通に『効果がある』『正しい勉強法』と思って教えています。
 
そういった『プロでさえ科学的に否定されている勉強法を信じていて危険』という調査結果が発表されました。
 
アメリカの元オバマ大統領の政策立案などもやっているシンクタンク、CAPが3000人の教師や学生や教育のプロの方たちに科学的に否定された勉強法をどれぐらい信じているのか尋ねたところ
 
 
NLPや褒めて育てる方法。
教科書を見る。
テキストを何度も読み返す。
マーカーで線を引く。
 
 
これらは全て科学手に否定された勉強法となります。
 
個人に適した学習スタイルNLPはアメリカなどで90%の人たちが信じていた学習方法ですが現在の科学では、それぞれに合った勉強法ではなく、人間の脳なのでちゃんとしたやり方があるとあります。
 
71%の教師が『生徒の賢さなどをほめて、やる気を育ててあげることが大事だ!』と言っておりますがこれは絶対にダメとあります。
 
理由は、子供の賢さをほめることは良くない。効果がないを様々な研究から証明されております。
 
先生や保護者様が褒めちぎって育てることが大事と言われていますがうまくいったのはサンプルの数%の世界だったそうです。
 
科学的には賢さをほめるのではなく学習のプロセスや結果に繋がった能力を先生や保護者様がチェックして「これをやったからうまくいったんだね」や「こういう風にしてコツコツ勉強したからできるようになったんだね」といったプロセスを褒めてあげることが正しい褒め方です。
 
手放しに何でもかんでも褒めていると子供は『努力しなくてもいい』という感覚になってしまい勉強しなくなり進歩が止まってしまう。という研究結果が出ております。
 
 
『クイズ形式の勉強法に効果がない』『単語帳や問題集をやるよりもテキストを6回も8回も読んだほうがいい』と言う日本人が60%もいるが科学的には大間違いとなります。
 
 
科学的に一番効果的な学習法として証明されているのは『クイズ形式の学習方法』
 
問題集みたいにして覚えているかどうかをチェックして思い出す練習をする『検索練習』というテクニックを使用して学習をします。
 
様々な勉強法がありますが、これが最も効果がある勉強法と科学的に証明されてるのにみんなこれをやらない。
 
模試やテストは大事ですが思い出す過程の方が大事です。
 
人間の記憶というのはインプットするよりも忘れかけているものを思い出すことをすることによって記憶は長期記憶として定着いたします。
 
なので、暗記は思い出す練習を沢山しなければなりません。
 
忘れかけているものや一度覚えたけど忘れたものを歯を食いしばって「くそー!思い出せない!これやったのになー!」といった感情を持っって復習するほうが確実に記憶に残ります。
 
だから当塾ではテキストを2周3周と繰り返します。
 
思い出した時の苦労や悔しい気持ちが脳に焼き付けてくれます。
 
 
 
 
『教科書を何度も読み返す方法は受け身の学習方法』
 
記憶に残すためにはアクティブラーニングのように自分から発信をするような頭で考える勉強法でないとなりません。
 
なので、何度も読み返しても時間がかかるだけで短時間では覚えることが難しいという結果が出ております。
 
教科書やテキストを再読する時間があるのであれば、単語帳やフラッシュカードを使って学習したほうが短時間で多くのことが記憶できるので効率的です。
 
大事なところにマーカーで線を引くことも意味がありません。
 
それをするよりも自分の言葉でまとめたり、言い換えたりするほうが良いです。
 
なので、教科書やテキストで大事だと思ったことは自分の言葉でノートに書き換える。
 
その時にページ数宇や資料番号などもメモしておくと後から検索することができて振り返るときにすぐ探し出すことができます。
 
そして、後日そのノートを使いフラッシュカード形式にして復習をすると効率よく学習することができます。
 
 
 
『教えるつもり勉強法が最強!』
 
自分が勉強したことを他人に教えるつもりで勉強をすると記憶の定着が全然違うことが今の研究で分かっております。
 
過去には当塾でも、同じ学年の生徒みんなが解けなかった問題を生徒全員集め先生がまず解説し その後、生徒一人ひとりに同じ問題を周りの生徒にわかりやすく説明してください。
 
といった授業をしたことがありましたがその前のテストで20点台だった生徒が86点を取ってきたこともありました。
 
みんなにわかりやすく説明してあげようと思うと自分がしっかり理解できていないと説明ができません。
 
また先生や、みんなから質問攻めにされるので聞かれるか聞かれないかわからない解き方や理由も事前に準備しておかなくてはならないため予備知識も新しく覚えたり過去にならった用語や解き方の復習にもなってとても良いです。
 
教えるつもり学習法は家でもできますので、是非お子様に今習っている勉強をいろいろ教えてもらい、曖昧なところはどんどん質問してあげてください。