2019年10月11日金曜日

小学生は授業中もうるさい?そんなことありません。

先日、とある塾の先生が
「小学生は授業中も立ち歩くし、うるさいからうちでは中学生からしか入塾させないんですよ」
と笑いながら言っておられました。

確かに、現在は学校でも授業中に走り回ったり大きな声で友達と話をしたり、するそうですね。
私が小学生時代の時は、とても静かだったし、騒がしいもんなら先生が「やかましい!!けじめを付けなさい!!」と教団の机に授業用の物差しをバシッ!!っと叩きつけて物差しが折れた思い出があります。
その1回しか記憶にないほど静かでした。

今は先生も、むやみやたらと叱ることのできない環境になっているみたいですね。
でも、そんな環境でも先生によると思うんですよね。

春に、近所の中学校の体育祭に行ったときも体育座りをして整列している生徒が喋っていたら「やかましい。黙れ。」と軽い一声でシーンとなっていました。

その日の夜に、そのことについて生徒と話をしていると「あの先生、怒ったらめちゃめちゃ怖いんですよ」と言っていました。

方や、授業中もうるさいクラスにいる生徒の話を聞いていると
「担任の先生、言っていることも意味わからんからみんな馬鹿にしている」
「クラスの子が先生をなめてかかっている」
「授業中もうるさいし、みんな走り回っている」
などと言っています。

メリハリがついた授業中は静かな教室と、いつまで経っても子供の好き放題なうるさい教室
何が違うんでしょ?

私は、先生が授業だけをやっていてはダメだと思うんです。

今の先生は言われたことしかできない先生がたくさんいると思います。
『期間内にこの範囲の授業まで進めてください』というルールしか守れない。
期間内に授業はやった。
騒がしいのは生徒のせい。
点数や成績が悪いのは先生の話を聞かないやつが悪い。
と思っている気がします。
もしかしたら、そうじゃないかもしれませんが。。。

でも、生徒のことを思っていれば言動や態度を注意すると思うんです。
私でも、プライベートでは諦めたら放っときます。
こいつの人生どうなってもいい。と
学級崩壊に近いクラスの先生は、それなんじゃないかなー。と思っています。

でも、私は塾生はどうにかしてあげたいからウザいだろうけど何度も何度も注意します。
時にはめちゃめちゃ叱ります。
感情のままに怒るではないです。
ちゃんと叱ります。

そうすることによって、子供たちはメリハリのある生活ができるようになると思うんです。


じゃ、私はいつも怖いか。
全然怖くないと思います。
というか、やることやっていれば何でもありだと思っています。
やることが終わっていれば普段の出来事などの話をしますし、お菓子や食事もOKです。
先生が生徒にご褒美でお菓子をあげることもあります。

勉強も大事ですが、社会出でたときに困らないように教えてあげることも大事だと思います。

なんで、中学生までの子供は先生や親せきのおっちゃんなどにタメ口なんですか?
親が丁寧な言葉を教えていないからですよね。

なんで、中学校に入ってから丁寧な言葉を話し始めるんですか?
部活の先輩が「敬語で喋れ」と無理やり喋らすから?

中3の後半になってから面接の練習をするのはなぜですか?
丁寧な言葉で的を得た話ができないから?

じゃ、丁寧な言葉を知らずに社会に出た人は苦労しないんですか?
めちゃくちゃ苦労すると思います。

だったら、小学生に限らず小さい時から丁寧な言葉で話すように教育したらいいと思うんです。
敬語がどうのこうのの話をしているわけではありません。
なんか、お金持ちのおぼっちゃんって小さい時からお行儀が良くて丁寧な言葉で話すイメージないですか?
私は、たぶんテレビとかの影響でそう思ってるかもしれませんが。。。笑
でも、そのようにできる理由は親が普段からそのように会話をしていたり躾をしているからだと思います。

中学校にならないと丁寧な言葉を覚えることができないわけじゃないんです。
小さい時はできないだろうと、そうさせない先生や保護者様の責任だと思います。
小学校中学年や高学年でも丁寧な言葉を知らない子供は入塾して先生に質問するときでも
「あのさー」
と言います。
先生が「丁寧な言葉で話してみよっか」と言い、もう一度、質問しなおしてもらっても
もう一度「あのさー」といいます。
このようなお子様でも塾でも家庭でも根気よく「この時はこうやって話をするんだよ」と教え続けると「教えてください」と言えるようになります。

私の弟の、娘と息子もメリハリがちゃんと身についています。
なぜなら、私の弟も普段はいい加減ですが躾に関しては、めちゃめちゃ怖いからです笑

姪っ子は小学生低学年ですがお願いするときなど、丁寧な言葉で話をしています。
甥っ子は言葉を覚えて間もないのでまだ、そこまでではないですが落ち着いていると思います。

コンビニやスーパー、レストラン、駐車場などでも走り回っている子がいますが、保護者様の教育が悪いです。
何度も大きな声で怒っても言うことを聞かないお子様もいます。
言うことを聞かない子は本当にダメだと思っていないからやるんです。
保護者様はただ怒るのではなく、なぜダメなのかを教えてあげなくてはいけません。
なぜダメなのかがわかるとやらなくなります。

学校で授業中に走り回っている小学生も当塾の来ると静かに勉強をします。
それはなぜか。
その生徒に走り回ったらいけない理由を理解させるからです。

当塾の教室はとても静かです。
本当に、先生と生徒が話している以外は誰も喋ろうとしません。
静かすぎるので換気扇を回したりアプリで焚き火や秋の虫などの音を流しているぐらいです。
入塾説明の時に保護者様やお子様がその光景を見て驚いておられます。

ちゃんと躾ができると、やらなければいけないときに集中して勉強ができるようになるし、学校でも走り回らなくなります。
小学生は特に保護者様から「学校の懇談で『授業中に歩かなくなりました』と先生から言われました」とよく聞かせていただきます。

集中していたら、周りでどんな音が鳴っても、先生が写真や動画など撮ったり掲示物などを貼ったりしていても気付いているのか気付いていないのか、とにかく無視です。笑

とある塾の先生の話からお話したくなった『勉強も大事ですが躾も大事です。』と言うお話でした。

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