2019年9月27日金曜日

〇年生だからまだ早い? 全然早くないです!今の現状を知ってください

先週末と今日と大阪まで今後どんどん変わっていく学習状況についての勉強会に行っておりました。
最新の情報ですので是非、読んでいただきたいと思います。
『〇年生だからまだ早い? 全然早くないです!今の現状を知ってください』
 
保護者様から「〇年生だからまだ大丈夫です。中学生になってから考えます。」と、よく耳にします。
 
『学校でここまでしか習っていないから』という理由が大半だと思います。
 
では、なぜ学校は時期や学年で区切られているのでしょうか?
それは、その時代に『何年生はこの時期に、ここからここまで覚えてもらいましょう』と決められているだけだからです。
 
なので時代によって学習する内容が変わります。
 
2020年の教育改革からは小学3年生から英語がスタートします。
今までになかったプログラミングの授業も新しく始まってきます。
 
 
 
保護者様が学生の時の勉強量と今のお子様の勉強量は全く違い、増加し続けているのです。
 
今、学生にとっては大変な世の中になってきました。
 
『中学生は中3の受験までに英検と漢検を3級まで取得しましょう。』『高校生は高1から準2級の勉強をして高3になるまでに英検2級を取得しましょう。』と世の中がどんどんそうなってきています。
 
2020年から新しく導入される大学入学共通テストでは、数学と国語に記述式が導入され、英語については2023年度までは大学入試センターが出題する問題と、英語4技能を測定する英語の民間資格・検定試験を併用、2024年度からは民間資格・検定試験に一本化する方針が定められております。
 
ということは、今の小学生は将来、必ず民間資格2級を取っていないといけない状況になります。
 
さらに、2020年の大学入試改革に伴い、学校での教育は現在にも増して高度化されていくと考えられます。
 
公立高校の入試に関しても、今まで学校がまとめていた調査書(内申書)も生徒自身が『自己PR書』を作らなければならなくなり、『推薦入試を廃止』し『全ての受験生に面接を実施』する。とあります。
 
中学入試に関しては、今までの『記号問題を廃止』し『全て記述』する適性検査型を採用とのことです。
 
高度化されるにもかかわらず学校の授業時間数は変わらないため、学校だけでお子様の教育が高度化できるのかどうかは疑問が残ります。
 
ですが今後、教育の早期化は止められないと思いますので各検定に関しても前倒しで勉強をしていく必要があります。
 
 
 
『資格を取得すべき、その時期に検定の勉強がちゃんとでき確実に合格できるのか』というと正直、とても難しいです。
 
受験期間に入ると、お子様は現在学校で習っている勉強をしながら、過去の復習と各検定の勉強を同時でやっていかなくてはいけません。
 
中学生で1日1教科1時間勉強しようと思うと、現在習っている勉強で5教科5時間、復習で5教科5時間、英検1時間、漢検1時間、合計少なくても12時間勉強しなくてはいけません。
高校生になるともっと勉強しないといけない生徒も出てくるでしょう。
 
それだけ勉強をやっても英検の合格率は
 
準2級:30%
2級:25%
準1級:15%
となっています。
 
 
今の中学3年生でも、遊びの時間、テレビを見る時間、寝る時間を削って全ての時間を勉強に費やしても全然、勉強時間が足りていません。
本当に時間が足りないのが現状です。
 
そんな状況になるのであれば、中3や高3になる前に必要な級を取得しておくべきだと考えております。
 
当塾の生徒の中には、小学生で中学在学程度の4級や中学2年生で中学卒業程度の3級を受験する生徒も多数おります。
小学生では、もうすでに現学年の算数が全て終わっている生徒もおります。
 
そのように、余裕のある時期に前倒しで勉強をやっておけば中3や高3になってから慌てることがありません。
 
やらなければいけないことが終わっているお子様は是非前倒しで勉強させてあげてください。
余裕のある時に質の良い勉強をやらせてあげてください。
これからのお子様のために、本当にお願いします。