2019年10月7日月曜日

ゆとり教育の導入で公教育は崩壊寸前?

ゆとり教育の導入により、日本の教育が崩壊という危機に陥ろうとしています。
しかも、「義務教育」という一番大切な部分がです。
 
週休2日制の導入、学習内容の大幅な削減。
これにより生徒たちは、自ら学び・考える機会を奪われ、結果として基礎学力のない、軟弱な生徒がどんどん増加していると言われています。
 
読めない、書けない、計算できない、物差しで真っ直ぐ線が引けない、ボールが投げられない、といった多重苦を抱え、それゆえ自分で判断することすらできなくなってしまった生徒たち。
ゆとり教育の被害をもろに受けてしまったのは、10代半ば~30歳ぐらいまでの方です。
塾へ通わせている保護者様の中にも、ゆとり教育で育った保護者様が沢山いると思います。
あの時代の勉強量と今の勉強量は全然違います。
自分の時の感覚で『今はやらなくて大丈夫』という保護者様だけの判断は全く大丈夫ではないので注意していただきたいところです。
後で苦労するのはお子様で、できない我が子にイライラするのも、できるときに後回しにしてしまった保護者様です。
 
では、どうやって勉強させればいいか
小中学生の保護者様は、なんとか子供に勉強させようと色んな手段を試すのですが、お子様自信に学校から肝心の自主学習が教えられていないのですから、何をしても効果がなかなか出ません。
 
そうこうしているうちにも、学校の授業はドンドン進みますから、学校の授業もだんだんと機能しなくなり、「もう学校教育だけには頼ってられないわ…。」そう考え、学校教育を見捨て、塾探しに精を出す教育熱心な保護者様がたくさんいます。
 
 
 
『授業形式の塾に通う生徒の8割は成績が上がらない?』
 
昔からある受け身学習の集団大手塾
 
みんな成績が上がっているように見えますがなぜ見えるのか。
それは塾生が個人塾に比べ圧倒的に人数が多いからです。
高校受験などの合格人数も凄い人数を毎年を出しておりますが、あくまでも合格人数です。
合格率ではないので保護者様は間違えないようにしないといけません。
 
では保護者様は、お子様が塾で授業を受けながらどうやって過ごしているのか、考えたことはありますか?
 
保護者様の中にも学生時代そうだった方も沢山おられると思いますが多くのお子様が「早く授業終わらないかな~」と思いながら、塾の先生が黒板に書いた文字を、ただノートに書き写すだけ。
 
忠実なコピーマシンと化しているお子様がほとんどだと思います。
 
それでも一応手は動いていますから、本人もなんだか勉強した気になってしまうのですね。
 
でも出来上がったのは、あとから見もしない綺麗なノート。
 
こういう受身的な授業がほとんどで、お子さん本人が『頭を使って』考えていませんから、成長はなかなか難しいものです。
 
中には授業中にスマホでゲームをしたり寝ていても先生は、ほったらかしにしているそうです。

それも、バイト講師や雇われ講師だからでしょう。
 
その一方で、自立学習型の塾へ行って成績が伸びる生徒が沢山います。
 
 
なぜ集団塾と自立学習塾でこのような差ができるのか?
 
それは、彼らは自らやらないと勉強が進まないので勉強したつもりでは終わりません。
 
しかも塾から帰ったら、家でも塾から出された課題を毎日こなして自分で学んだことを忘れないように訓練しているのです。
 
そして、何より意識が違います。
 
塾に全面的に依存しようとするのではなく、塾というものを成績アップの1つのキッカケとして利用しているにすぎないのです。
 
「最後は自分でやるしかない。」それを理解し、数多くの勉強方法を学び、どのような時に何を使って解決すればいいのか日々、塾で実践しているわけです。
 
 
 
『家庭教師も良し悪し』
 
「集団塾から家庭教師に切り替えたけど、成績が上がらなかった。」という方も中にはいらっしゃると思いますが、それは家庭教師の先生が、科学的に効果のある勉強のやり方のやり方を教えてくれず、その時その時の2時間の授業に終始しているからです。
そもそも正しい勉強法を知らない雇われ教師も沢山いると思います。
 
このような授業は、バイト感覚の大学生家庭教師によくありがちです。
 
2時間の授業さえ適当にやり過ごせば、コンビニ店員の3倍近い時給が手に入るわけですから、遊びたいさかりの大学生には都合がよく、そこだけに目をつけ、生徒の日常学習まで親身になって考えてくれる大学生は少ないのです。
 
親身になろうが適当に時間を潰そうが同じ時給なのでバイト講師はそんなものです。
経営者ではないので仕方がないですね。
 
そして親である保護者様も、「家庭教師つけても伸びないのは、うちの子の出来が悪いのかな…」と、考えてしまうかもしれませんが、決してそうではなく、勉強のやり方を身に着け行動さえすれば、成績は改善することができます。
 
 
 
『中学を卒業するまでに自立できるか、できないか』
 
この差は想像以上に大きいですし、今後のお子さんの人生にも大きく影響してきます。
 
たとえば年収。
もはや大学へ行くのが当たり前になってしまった今の日本では、「大卒」であることには大した価値は無くなってきています。
 
では、今の社会では、どんな人材が求められているのか?
 
それは、自分で考え行動できる力をもった「自立型人間」です。
 
効率よく淡々を仕事をこなし日々アイデアがあふれ出している人間です。
 
あなたもご存じのように、日本の終身雇用制度はとっくに崩壊しています。
一度就職すれば、あとはその会社でずっと面倒を見てもらえる、なんていうことはもはや昔話です。
 
今はどんな業界でも、基本は実力主義に移行しています。
 
ですから、将来いわゆる“会社”に属するなら、その会社で必要とされていることを自ら察知し、誰に言われなくてもそれを行動に変えていく力が必要となってきます。
また、自ら問題点を発見し、それを解決する能力に長けている自立型人間は、異例の速さで出世していくことでしょう。
 
それはつまり、同期の人たちよりも高待遇を手に出来るということ。
自立の精神は直接的に年収アップに繋がっています。
 
ですから保護者様も、そういう視点も意識して、お子さんの自立を支援してあげてください。
社会に出るための準備期間として与えられた「学生時代」のうちに、自立の精神を育てましょう。

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