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2020年4月2日木曜日

人間、「ダメ」と言われたらやりたくなるし、「やれ」といわれたらやりたくなくなる

今、ニュースは新型コロナウイルスについて一色ですが、こんなニュースも話題になりました。
 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56932160Y0A310C2LA0000/
 
香川県が「ゲームは1日60分」という条例を可決、成立させたことです。
 
あくまで目安であり、罰則規定があるわけではありませんが、世間の意見はおおむね批判的な見解が多いようです。
 
全てのゲームを害悪とするのは違うと思いますが、記事内や過去のブログでも書きましたが、WHOは「ゲーム障害」を明確に「病気」と認定しています。
 
つまり、携帯依存・ゲーム依存の状態になって、その他の生活に影響が出ていることを問題視しているわけです。
 
条例で規制することへ賛否はあることでしょう。
 
しかし、この動きを見て、保護者様は逆手に取ることができます。
 
『人間、ダメと言われたらしたくなるし、やれといわれたらやりたくなくなる』
 
心理学的には『心理的リアクタンス』といいます。
 
今回の条例に否定的な意見とその理由を拾ってみると、『本来、個人の自由である領域に行政が介入してくるのは良くない』というものが圧倒的です。
 
逆に、肯定的な意見としては、『子どもは元気に外で遊んだほうがいい』というものが多かったそうです。
 
成長期である子ども時代に健やかな体を作るという意味では特に間違ったことは言っていないとは思うのですが、「外で遊ぶべき!」という決めつけや押しつけになってしまうとどうでしょう。
 
「ゲームは1日60分しかしてはいけない!」と言っているのと、性質的には同じになります。
 
外で遊べ!と強制されても、ゲームをするな!と条例に定められても、人間の心理的には反発したくなるものです。
 
例えば、現在は新型コロナウイルスの影響で学校が休みであったり、外出を控える指示が出たりしています。
 
要は、「学校へ来るな!」「あまり外へ出るな!」と言われているわけです。
 
不謹慎かもしれませんが、休校の発表があったとき、多くの子どもたちは、正直喜んだと思います。
 
「やったー!学校が休みだ!」と。
 
でもこれが長く続くと、そろそろ学校に行きたくなるんです。
 
大人でも今、同じことが起こっています。
 
外出自粛要請で1か月出歩かなかったがためにテレビでも見たことがありますが、皆さん『自粛疲れ』と言われてますが、感染者数が減った途端、皆さん一気に出歩き始めました。
 
三重進学ゼミの近所の大きな公園でも3月の連休前後で、子供を連れた保護者様達がブルーシートを敷き、お弁当を持ち寄って楽しそうにお話をされていました。
 
これらのように無理やりそうさせられていることに反発したくなるんです。
 
普段の学校生活でも同じような現象が起こります。
 
例えば、毎日学校へ行くのがダルかったのに『あと数日で卒業』となると1日1日を大事に惜しんで通い始めます。
 
そう考えたら、勉強も同じです。
 
「勉強しなさい!」「1日60分は家で予習復習をしなさい!」と言われても、たいがいの子どもはやりません。
 
しかし逆に「勉強をしてはいけない!」「60分以上やるな!」と言われると、勉強したくなるとまでは言わなくても、「もうちょっと勉強した方がいいのではないか?」と受け止め方は少し違ってくるかもしれません。
 
以前ネットでこんな記事を見かけました。
 
ポケモンばかりやってまったく勉強しない子どもに保護者様が、こんなアプローチをしたところ、まったくポケモンをしなくなったというものです。
 
・何があっても1日2時間は絶対ポケモンをしないといけない
・レアなポケモンを1日〇匹ゲットするまで、やめることは許されない
 
ネット上のジョークの類ですので真偽は定かではありませんが、おもしろい話ではありますよね。
 
要は、どれだけ好きなことや楽しいことでも、強制されたら反発したくなるということ。
 
ゲームそのものが悪いのではなく、強制されて自分の自由意思が奪われることに問題があるのです。
 
だとすると、学校や学習塾での勉強への取り組みはどうでしょう。
 
もちろん、お金をいただいて、仕事としてそこに取り組んでいるわけですから、成績アップだったり、志望校合格だったりといった結果に対し、私たちは責任を負っています。
 
そのためには強制してでもやらさねばならない、ということも時にはあるでしょう。
 
ただ一方で、強制しなくても勉強に取り組める気持ちを育てることを忘れないよう三重進学ゼミでは決められた課題が終わったら、次に何をするのか自分で考えてもらっています。
 
宿題などをやらない生徒には「やりなさい」と強要せず「やらなくていいのか?」と必ず尋ね、自分で考えさせます。
 
自分で考えて決めることで自主性と、何時までに何をどれだけするのか考えるので計画性、そして決めたことに対する責任感が育まれます。
 
これらが達成されると達成感も味わいます。
 
人に決められたら嫌な生徒も自分で決めたからやり始めます。
 
このようにご家庭でも、うまく自由意志による学習の調整できれば、逆効果であった毎日毎日「勉強しなさい!」を言わなくても自らの意志で学習をやり始める日が来るでしょう。

2020年3月6日金曜日

速読が3月よりフルリニューアルされました。

3月2日より名張市の各学校も休校となりました。
 
三重進学ゼミでは通塾者は全員マスク着用と手洗い机やタブレットなどの備品はアルコール消毒を徹底し開校しております。
 
さて、三重進学ゼミでは開校時より導入していた速読講座が3月2日よりフルリニューアルされました。
 
今まであった『速く正確に読み解く力』のみんなの速読は『速読解講座』と名前が変わり、今まで以上にトレーニング内容が増え、さらには『算数脳を育み考え抜く力』を鍛える『思考力講座』も増えました。
 
今回より、ゲーミフィケーションが盛り込まれたため、アバター機能などもありゲームをしている感覚でモリモリ速読のトレーニングができるようになりました。





リニューアル前に体験でやった生徒も「やばい!これはゲームやタブレット、携帯依存症のように速読依存症になりそう」との声も。笑
 
今まで以上に夢中になって時間が過ぎているのに速読のトレーニングをやってくれているのがとても印象的です。
 



書く言う私も速読依存症になりそうです。(=^▽^=)
 
そんな中、ふと全国ランキングを見てみると私と、いつも塾で冗談交じりで楽しく話をする生徒が全国1026人中1位と2位のワンツー!
 


素晴らしい記録に思わずスクショしてしまいました。笑
 
このような見える化によって、「もうちょっと頑張ったら上位に行ける!」や、「今上位だから他の人に負けるわけには行けない!」などの気持ちも芽生えてきます。
 
2月末からの面談期間中に保護者様全員にも思考力講座の体験をしてもらいました。
 
小学生低学年でもわかるような問題ですが、頭の凝り固まった大人では、よく考えないと正解しない問題に保護者様も「えっ!?ちょっと待って!?」などの声も上がり「私もやりたいわー」とおっしゃられる保護者様もおられました。
 





先日も、速読のみの体験にご来塾していただき、ご入塾していただけるようになりました。
 
再来週にも、無料体験のご予約を頂いております。

「もっとやりたい!」とゲーム感覚で楽しくトレーニングして速く正確に読み解く力と算数数学脳が鍛えられたら言うことなしです!
 
他の塾に行っていても速読のみの受講が可能です。
 
速読の体験だけでも随時行っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

2020年1月14日火曜日

ついに県が動き出した 県条例素案にゲーム利用時間制限

先日のブログよりスマホ依存、ネット依存、ゲーム依存について書いておりましたが家に帰って飛び込んできた情報によると香川県議会が、全国に先駆けて検討しているゲームやインターネットの依存症の対策に関する条例の素案に、高校生以下の子どもを対象にゲームなどを利用する時間を1日あたり平日は60分、休日は90分に制限するなど、具体的な制限が盛り込まれるとのことでした。

県議会は、ゲームやネットの依存症対策を盛り込んだ条例の制定を目指していて、10日、委員会を開いて素案を示すとのことでした。

関係者によりますと、素案にはゲームの利用などについて、高校生以下の子どもを対象に1日あたり平日は60分、休日は90分に制限するとともに、夜間の利用は高校生は夜10時以降、小学生や幼児を含む中学生以下の子どもは夜9時以降、制限することが盛り込まれるということです。

こうした制限には、いずれも罰則規定はありませんが、子どもたちに守らせることを保護者や学校の「責務」として明記するということです。

県議会は、10日開く委員会で素案を協議したあと、県民からパブリックコメントを募ったうえで、来月開く定例の本会議に条例案を提出する方針です。

県によりますと、成立すれば都道府県の条例としては、全国で初めてのゲーム依存症に特化した条例になるということで、ゲームの利用時間を条例で制限することの是非や実効性が問われることになりそうです。

10日の委員会では「子どものインターネットやゲームへの依存症につながるようなスマートフォンなどの使用を制限をするということなので、インターネットの通常の使用まで規制しているとは理解していない。依存症対策のためにこうした点も検討していくことは必要ではないかと考えている。正しい知識の普及啓発や、相談支援に加え、依存症となった場合に進行を予防したり再発を予防したりするための適切な医療を提供できる人材の育成が重要だ。条例の内容も踏まえながら、来年度予算の中でさらに積極的に取り組んでいきたい」と述べたようです。

このように、県や国が動き始めた子供のスマホ依存、ネット依存、ゲーム依存

保護者様からよく聞く「子供がゲームをやめないんですよ」は依存症という治療が必要な病気なのです。

そうならないためにも、いつも言っておりますが、のちのち家族で揉め事になるスマホなどはわざわざ与える必要な無いです。どうしても渡すのであれば保護者様には徹底した管理を求めます。

2020年1月9日木曜日

物心がつくまでに渡されなければよかった・・・ 中学生の悲痛な叫び

前回、スマホ依存、ネット依存、ゲーム依存についてブログを書かせていただきましたが、年末にとある生徒と話をしたことと繋がりましたのでご紹介させていただきます。
 
この生徒は元々、ゲーム大好き、テレビを見ることも大好き、でも勉強は必要最小限で、できる限りやりたくない生徒。
 
テストで高得点を取ることの意味が分からない。
 
検定でも最低合格点数があるのになぜ満点を目指さないといけない?
 
そんな努力、何になる?
 
必要最小限の勉強で真ん中より少し上の順位なら問題なし。
 
そんな考えの生徒です。
 
そのため要領は良く、少し勉強したら、それぐらいの点数を取ってくる。
 
検定試験も検定数日前にちょっと勉強して合格最低点ぐらいで検定を合格する。
 
そのような生活を送ってきました。
 
ですが、ここ1年ぐらい前からテストの点数はどんどん右肩下がりで落ちていき、上記のようにはいかなくなってきました。
 
そのため、ゲームは取り上げられ、テレビを見る時間も制限され、塾でも課題が終わるまで帰れない。
 
今、そんな生活になってしまいました。
 
ある日、何の話からかは忘れてしまいましたが、小学6年生で数検準1級に合格した子の話を思い出し、その生徒に「その小学生の家の様子がテレビに出ていたけど、家にはテレビが無く勉強している向かいにお母さん、横にお父さんが常にいる状態で勉強をしているらしいよ。だから、テレビも取り上げられればいいのに(笑)」と話をしました。
 
更に学習方法は当塾と同じで、勉強を教えるのではなく、自分で勉強するために必要な教材を与えて、見守る学習です。
 
ここでこのご家庭の良かった点が、居るだけなのです。
 

そこで、その生徒は自分の思いを話しました。
 
「その子は記憶があるか無いかわからないときからテレビが無くて、お父さんお母さんが、いつも向き合いと隣にいる状態で勉強してきたからそれが普通なんです。自分は元々ゲームができてテレビが見れる状態から取り上げられているので親が目の前と横にずっといたら本当にストレスです。それだったら初めから無ければこんな思いをしなくて済んだ」
 
このようなことを話してくれました。
 
確かにそうです。
 
親に買い与えられた物で遊び、やめられなくなってから取り上げられる。
 
親が一緒に居ても、親が勉強を教えてしまっては、お子様は親に依存します。
 
そうなると親がいないと、わからないところが自分で解決できない子供になります。
 
そして親は子供に依存させてしまってから「それぐらい自分で考えなさい!そんなこともわからないのか!」と突き放すのです。
 
そうなってしまってからでは、その子はどうすればいいのか分からなくなります。
 
これは、大人の勝手なのかもしれません。
 
かなり前のブログでもご紹介しましたが、私の友人の子供は小学生のころゲーム機を買ってもらっていませんでした。
 
ですが、その子供たちは外で活発に遊び、家では自分たちで段ボールを切り、それを組み立て、ゲーム機を作り、カセットが入るように工夫してコントローラーも紐でつないで想像でゲームを楽しんでいました。
 
一見かわいそうな家庭に見えるかもしれませんが、これは子供の想像力や発想力、空間認識能力など様々な非認知能力を伸ばした教育だと感じました。
 
その友人事態は当時ただ、貧しかったので子供にゲーム機を買ってあげられなかっただけなのですが、今ではその子供も高校生。
 
欲しいものは自分でバイトをして自分の力で買う。
 
それだけではなく、部活にも打ち込んでレスリング部で何度も優勝するような子に育っています。
 
前回のブログでも書かせていただきました通り
 
『安易にゲーム機やスマホを渡すことはそれが原因でのちのち親も子もストレスとなります』
 
成績やテストの点数が落ちた、宿題を提出しない。などの話になると、いつも
 
保護者様側からは「いつまで経っても、ゲームをやめないんです」
 
生徒からは「やめたくても、やめれないんです」
 
この話になります。
 
この度に私は、
 
保護者様には「取り上げてください。そして二度と返さなくていいです。よっぽど欲しかったら自分で働いてから本人が買います」
 
生徒には「自分で制御できないなら、取り上げられろ。今は我慢して、よっぽど欲しかったら自分で働いて自分で買いなさい」
 
と言います。
 
スマホは、あったら本当に便利です。
 
ですが、使い方を間違えば麻薬やギャンブル、たばこ、酒のように依存してしまう危険なものです。
 
大人でも依存してしまうスマホやゲーム。
 
こんな悲痛なことを子供に言わせないよう、与える前に考えてあげてください。
 
スマホ依存、ゲーム依存から抜け出せなくなった子供は管理の甘い親のせいで苦しんでいます。

我が子が、そうならないためにも、保護者様には徹底した管理を求めます。

2020年1月8日水曜日

中高生のネット依存、推計93万人…成績低下や居眠りも

まず初めに、言っておきます。
 
『まだ、お子様にスマホを渡していないご家庭はそのまま渡さないでください。渡したら高確率でお子様は携帯に依存し成績が下がります。取り上げようとしても言うことを聞かなくなり、親も子もそれが毎日のストレスとなります。周りの子が持ってようが関係ありません。なくてもちゃんとした生活ができます。むしろ、ない方がまともな生活ができるかもしれません。私は安易にスマホを子供に渡すことを反対します。どうしても渡すのであれば徹底した管理が必要です。』
 
 
 
 
 
今、社会的問題となっているスマホ依存、ネット依存、ゲーム依存
 
当塾の生徒でも例外ではない。
 
去年の夏まで在籍していた重症の中学生
 
学校はもちろん、塾に来ても寝ている。
 
毎度声をかけるがすぐに寝る。
 
トイレに行ったと思ったらスマホ使用でなかなか出てこない。
 
いくら注意しても家での時間制限を無視。
 
このような重症の生徒は夏までに退塾していった。
 
さらにこの生徒のことで困ったことと言えばテストが終わった後の3者面談で保護者様とお話してもそれに気付いていない。または気付いているが改善する見込みなし。
 
挙句の果てには「塾に行っているのに、どうして成績が上がらない!」と言い始める始末である。
 
ここまで重症化している生徒でなくても深刻な状態の生徒は沢山いる。
 
本人も成績が落ちているのは、わかっている。だが、「〇時になったらゲームをしないと」や「〇日は友達とゲームの約束があるので勉強できない」などという。
 
居眠りなどはしていないが、一歩寸前または、もう足を踏み入れているレベルである。
 
病的なインターネット依存が疑われる中高生は、この5年間で倍増し、全国で93万人と推計されることが、厚生労働省研究班の調査結果から明らかになった。
 
男子より女子が多い傾向にあり、インターネットの使い過ぎで「成績低下」「居眠り」などの問題が発生していた。
 
病的なインターネット依存が疑われる中高生は、この5年間で倍増し、全国で93万人と推計されることが、厚生労働省研究班の調査結果から明らかになった。
 
男子より女子が多い傾向にあり、インターネットの使い過ぎで「成績低下」「居眠り」などの問題が発生していた。
 
調査は2017年12月~2018年2月、全国の中学校48校、高校55校の合計103校を対象に実施。
 
中高生6万4,417人から回答を得た。
 
この30日間の平日のインターネット使用時間は、男女とも「2時間未満(1時間台)」が多いが、高校生になると「5時間未満(4時間台)」が増え、「5時間以上」も増加。
 
男子より、女子の方がやや長い傾向にあった。
 
休日の使用時間は、高校生は「5時間未満(4時間台)」がもっとも多く、ついで「5時間以上」。
 
「しなかった」という生徒はほとんどいなく、多くの中高生が長時間インターネットを使用している実態にあった。
 
利用するインターネットサービスは「LINEなど(Skype、チャット、メッセンジャーを含む)」「動画サイト」「情報検索」が多く、男子は「オンラインゲーム」も多かった。
 
インターネット利用に使う機器は「スマートフォン」が圧倒的に多かった。
 
インターネットを病的に使用する生徒は、中学生12.4%(男子10.6%、女子14.3%)、高校生16.0%(男子13.2%、女子18.9%)。2012年の結果は、中学生6.0%(男子4.4%、女子7.7%)、高校生9.4%(男子7.6%、女子11.2%)。
 
この5年間で病的なインターネット依存が疑われる生徒は中学生、高校生ともにほぼ倍増していた。
 
厚生労働省研究班代表の尾崎米厚氏(鳥取大学医学部教授)によると、病的なインターネット依存が疑われる中高生は推計93万人にのぼるという。
 
インターネット依存の生徒で、頻度が高かったのは「過剰使用(意図したより長い時間使用)」「渇望(インターネットをすることを待ち望む)」「制御不能(時間を減らしたり、止めることに失敗する)」。男子より女子の割合が高い傾向にあった。
 
インターネットの使い過ぎで発生した問題では、「成績低下」と「授業中の居眠り」が際立って高かったほか、「遅刻」「友人とのトラブル」も多かった。
 
「居眠り」や「遅刻」は、学年が上がるほど多くなったが、「成績低下」は中学のうちから高い割合を示した。
 
「友人とのトラブル」は男子より女子に多く、女子中学生で特に多かった。
 
警視庁が小中高校生を対象に2014年にアンケートを採った結果を見てみよう。
 
アンケートでは、次のような10の依存行動の経験を尋ねる質問を作り、それぞれの項目に「当てはまる」と答えた場合を1点とし、高い方から「高依存群」「やや依存群」「低依存群」としている。
 
・携帯電話が手元にないと不安になる
・食事をしながら、携帯電話をいじる
・友達と遊んでいても、携帯電話をいじる
・携帯電話を忘れたら、家に取りに帰る
・寝るときも、携帯電話が近くにないと落ち着かない
・予定の時間が来ても携帯電話でネットを止められない
・宿題などしなくてはいけないことがあっても、携帯電話を使う
・携帯電話のない生活は考えられない
・携帯電話でインターネットをしていると、ほっとする
・気がつくと、何時間も携帯電話を使っている
 
アンケートの結果、高校生は41.3%、中学生は31.7%、小学生は7.1%が高依存傾向となった。
 
依存傾向が高いと、どんな問題が起きてくるのだろうか。
 
同調査によると、依存傾向が高い子どもほど、「寝る時間が遅くなった」(65.6%)、「成績が悪くなった」(36.8%)、「メールが送られていないかいつも気にする」(52.8%)という傾向にある。
 
同時に、ネット上で知り合う見知らぬ相手とやり取りすることについて、依存傾向が高い子どもの方が「いろいろな人と知り合うのは楽しい」(40.6%)と肯定的な意識を持っており、「ネットで知り合った相手と実際に会った」(15.5%)子どもも多い。
 
ネット依存傾向が強いと、生活上好ましくない変化が起きやすくなることは確かなようだ。
 
保護者は、この点を自覚して子どもに利用させるべきだろう。
 
スマホを取り上げると泣き叫ぶ中学生
 
中学生Aは、家庭ではずっとスマホでLINEをいじっている。
 
スマホを買ってもらったのは仲良しグループでは遅い方であり、始めてすぐにのめり込んだ。
 
やがて、トイレでもお風呂でもスマホを手放さないようになった。
 
「学校で眠そうにしている」「保健室に来ることが増えた」という連絡を担任からもらった時には、すっかりLINE中毒状態となっていた。
 
後で分かったことだが、Aは布団に入った後も連日深夜1時、2時までLINEを利用しており、学校でも隠れてトイレで利用していたという。
 
Aは仲良しグループのほか、クラスのグループで頻繁に発言していた。
 
同じグループに入っている子どもいわく、A海は既読を付けるのが早く、返事もとても早いため、いつ寝ているのかと思っていたという。
 
体調不良で欠席が増え、見かねた保護者は、A海にスマホの利用を控えさせる必要性を感じた。
 
スマホを取り上げたところ、Aは泣きわめいて暴れ出したという。
 
「LINEを見ていなきゃ何があるか分からない。見ていない時に何かあったら責任取ってくれるの?」と叫んだそうだ。
 
Aくらい中毒症状が進んだ場合は、いきなり取り上げるのは難しい。
 
依存状態になりやすい子どもにはある特徴がある。
 
全体に、部活動や習い事、受験勉強などに邁進している子どもはネット依存にはなりにくい。
 
つまり、やりたいこと、やらねばならないことが分かっている子どもは、ネット依存になりにくい傾向にあるのだ。
 
逆に、やりたいことややらねばならないことがない子どもが、自分のよりどころを求めてLINEなどにはまってしまうというわけだ。
 
問題は社会生活や人間関係に影響があるかどうか、とあるクリニックの院長によると、一般的に使用されている「ヤングのネット依存尺度」を利用し、5項目以上該当する場合に“ネット依存”としている。
 
その際、ネット依存とされたからといって治療が必要な状態というわけではなく、「制御不能」「社会生活(勉強・仕事)」「人間関係への悪影響」「禁断症状」の4点で問題が出た場合に治療が必要になるという。
 
つまり、社会生活や人間関係に悪影響はないか、コントロール不能状態になっていないか、禁断症状は起きていないかどうかが重要なのだ。
 
もし子どもにそのような傾向が見えるのであれば、すぐに手を打つ必要がある。
 
ネット依存が進むと、視力低下、慢性疲労、不規則な食事による栄養失調、運動不足による肥満などにつながる。
 
さらに進むと、遅刻、欠席が続き、不登校や退学、退職につながることもある。
 
子どもがネット依存になってしまった場合はどうするか。
 
子どもに、スマホやネットを利用し始めて得たものと失ったものを考えさせてみよう。
 
そして、利用する前にやりたかったこと、好きだったこと、将来なりたいと思っていたことについて改めて考えさせよう。
 
そうすることで、自分が利用しすぎている事実や問題を客観視できるようになる。
 
アラームなどを使って利用時間を制限したり、利用時間に関する目標を立てたりすることも効果がある。
 
ネット以外の時間の過ごし方を実践させよう。
 
スマホもネットも魅力にあふれており、大人でもはまってしまう人は多い。
 
子どもだけではコントロールが難しいものなので、特に低年齢のうちは自由に使わせるのはおすすめしない。
 
一度利用し始めてからでは軌道修正が難しいので、持たせ始める時に「夜○時以降は利用しない」「夜間は端末は居間で充電する」「約束を破ったら保護者が3日間端末を預かる」などの利用のルールを決めるなど、大人が利用をコントロールする手助けをするといいだろう。
 
小学生や中学生に話を聞くと、「お母さんがスマホをいじっていて話を聞いてくれない」「私には使うなというのにお母さんはスマホばかりしている」という話をよく耳にする。
 
保護者様が子どもの利用に無関心な場合はもちろん、保護者様自身がはまっていても、やはり子どもはネット依存になりやすくなる。
 
子どもは保護者様の端末との付き合い方をよく見ている。
 
ぜひ、子どものお手本となるような使い方をしてほしい。
 
 
 
 
最後にもう一度言っておきます。
 
『まだ、お子様にスマホを渡していないご家庭はそのまま渡さないでください。渡したら高確率でお子様は携帯に依存し成績が下がります。取り上げようとしても言うことを聞かなくなり、親も子もそれが毎日のストレスとなります。周りの子が持ってようが関係ありません。なくてもちゃんとした生活ができます。むしろ、ない方がまともな生活ができるかもしれません。私は安易にスマホを子供に渡すことを反対します。どうしても渡すのであれば徹底した管理が必要です。』

2019年12月30日月曜日

三重進学ゼミって楽しいですね!

当塾に通っている生徒達が今までに話をしてくれた話です。
 
なぜ、そう思うのかそれぞれの生徒に毎回聞いてみると
 
・自分が本当に学びたいことだけを学ぶことができるから。『ここの単元が欲しい!』または『教科書〇ページ~〇ページの間の問題が欲しい!』と伝えるとピンポイントで学びたい単元のプリントや資料を出してくれる。
 
・先生は答えを教えてはくれない。でも、たくさんのテキストやタブレットなどを使ってどうやって調べたら、その答えを導き出せるか教えてくれるから、答えがわからなくなったときに何をしたらいいのか、わかるようになった。
 
・休憩が自由だから自分のペースで長時間集中して勉強したり、ごはんや、お菓子を食べて休憩することもできる。コンビニへ買い物もしに行くことができるから気分転換にもなる。
 
・飲み物がお茶しかダメだと思ったけどジュースでも炭酸でも自由で凄いと思った。先生は好きな飲み物を飲んで気分よく勉強ができるなら何でもいい。ただし、カルピスとか飲んでテストの点数が下がるなら飲むなと言う。(笑)
 
・先生も含め、生徒みんなが【怒られてるのに笑っていたり】【凄い量のプリントを無表情でモクモクとやっていたり】個性強め。怒られているのに先生も生徒も楽しそう。(笑)
 
・テストで100点取ったり、検定などで賞状が貰えたらお菓子がもらえる(笑)
 
・先生の雑学が面白い。自由研究の相談などをすると知識がヤバすぎる!世間では地球温暖化ばかり話が出ているけど先生は氷河期に入っていると言う。調べたら本当だった。こんなことまで知っているの!?こんな授業を学校でもして欲しい。
 
・教室やトイレがキレイでおしゃれ。なんかカフェみたい。(笑)
 
・教室が生徒で満タンでも、静か過ぎて驚く!癒し?みたいな集中できる音楽が流れているから、お腹の音が鳴っても安心(笑)
 
・勉強をサボったら親と相談されて居残りさせられる。でも、その方が自分にとっては良いのかもしれない。
 
・テストで100点取ったらお母さんも文句言わないから、今は我慢して100点取ってゲームやりまくれ!と面談の時に、お母さんの目の前で言ってくれる。その他にも地域情報誌を見てゲームが好きな生徒に『おい!〇月〇日に○○でeスポーツの大会があるから出場して優勝賞金1万円取って来い!先生が予約してやろうか?』と言っている。塾の先生なのに『ゲームやるなら大会で優勝できるぐらい真剣にゲームしろ!出場するならその日は塾休んでいいぞ!』と言う。勉強も遊びも、なんでも真剣にやれと言うことなんだな。凄い先生だ。
 
・受講時間が過ぎても自習OK!家に帰っても勉強に集中できないから、残らせてもらっているけど、自分がやりたいだけ何時になっても付き合ってくれるからありがたい!
 
・他の塾では見たことがないハイテクな物が揃っている。
 
・ペッパーが居る。(笑)
 
・他の塾の先生に、『世間ではどんな仕事があるのか』また『その仕事が、どんな仕事内容なのか』話を聞いても教育の勉強しかしてない先生ばかりであまり詳しくないけど、この塾の先生は自分たちが知らない世界を沢山知っているから『世の中には、そんな仕事もあるんだ!』と自分の将来の幅が広がる。
 
・教室にルービックキューブがある。触っても『頭の運動にいいねんで』と言って怒られない。夢中になっていつまでもやっていると流石に『さっさと勉強しろ』と言われるが先生のキャラなのか他の大人と違って腹が立たない。
 
など、さまざまな話を聞くことができました。
 
私が考えている『これからの塾の在り方』と、まぁ合っていると思いました。(笑)
 
今までのような、ただ教科書に載っているようなことを教えているだけではダメです。
 
その勉強を真面目に取り組んだ生徒は、勉強ができるようになるかもしれない。
 
でも、今の状況を自分で考えて自分で変えることができなければ将来、『自分で何ができて』『どうやれば思い通りにできるのかわからない』『できないことは人のせい』そんな大人になってしまう。
 
高学歴ニートって今、世間ではよく耳にしますが、本当にもったいない。
 
その学力があって、何かやりたいことが自分で考えることができたらとてもいい仕事ができると思うのになぁ。。。
 
先日、入塾したての生徒に
 
『なんでこんなに難しい勉強しないといけないんですか?』
 
と聞かれました。
 
私は
 
『先生が言うのもおかしいけど、別にそんな勉強なんて、できなくても志望校に余裕で合格できる学力があれば、必要最小限の四則計算ぐらいができたら今後の生活には困らないかもしれない。でも、スーパーへ買い物に行ったとき980円の〇割引!ってシールが貼ってあったら結局何円なのか、よくわからないよね?だから勉強はしておいた方がいい。大人になって建築士になろうと思ったとしよう。そうすると難しい計算が沢山必要になる。数学が得意だったら試験勉強だけでいいかもしれない。でも数学が苦手だったら試験勉強の前に数学も勉強しなおさないといけなくなる。そんときになって『あ゙ぁ~!!あの時勉強しとけばよかった!!』ってなるから今から勉強しよう!』
 
と言いました。
 
その生徒は
 
『なるほど~』
 
となって勉強してました。
 
勉強する意味がなんとなくでも、わかれば勉強してくれます。
 
コンパス持って、わからなかった問題を先生と調べて1つ問題が解けて『この塾、HPで見たときは、とても厳しい塾なのかと思ってきたけど凄く楽な塾ですよね!また1つ天才に近づいた!(笑)』と機嫌よく勉強してくれてました。
 
その生徒は、先生が指定した1日の課題を5倍~7倍の速度で勉強を頑張っています。
 
マイナスな考え方で勉強をしている生徒からすれば三重進学ゼミはとても厳しい塾です。
 
できない!覚えられない!と苦しめば勉強は苦痛です。
 
ですが、プラスな考え方で勉強している生徒からすれば、三重進学ゼミはとても楽しい塾です。
 
できなかったことが、時間をかけても1つできるようになった!と喜べば勉強は楽しくなります。
 
あと1日で2019年も終わります。
 
みんなにとって2020年も素敵な年でありますように。

2019年10月24日木曜日

やらなければいけないこと

今、お笑い芸人のチュートリアル徳井さんが世間を騒がせていますね。
 
内容は『過去3年間納税をしていなかった』というもの。
 
それにより追徴課税として約3400万円を払わなくてはいけなくなった。
 
では、納税しなかった理由は?というと「想像を絶するルーズさにより明日しよう、明後日しよう、来週しよう、来月しよう、来年しよう、で3年経ってしまった」とおっしゃってました。
 
 
 
 
これらは、学生の方々にも言える話だと思います。
 
勉強が苦手な子は、やらなければいけないことはわかっているけど「想像を絶するルーズさにより明日しよう、明後日しよう、来週しよう、来月しよう、来年しよう、で3年経ってしまった」そんな中3生もたくさんいるでしょう。
 
全く勉強ができていなかった中3生が夏休みから入塾して頑張ってくれていますが、それでも出された宿題を「やるのを忘れました」や「学校のノートにやったので塾には持ってきていません」などと言い訳を繰り返し、毎回注意してましたが一向に直らないので審判の日を設け、言われたことができておりませんでしたので先日、保護者召喚により学習計画の見直しをいたしました。
 
そのことにより、大好きなYouTubeと小説を禁止されたそうです。
 
ずっと注意していたのに好きなことを我慢できなかった自分が悪いので仕方がないですね。
 
「自分は夜遅くまで塾に残って頑張っているのに周りに評価されないのはなぜか?」と質問をされました。
 
「家でもちゃんと言われた通りに学習して、塾でも遅くまで残ってるなら凄いね!!頑張ってるね!!と思うし褒めてあげたくなる。でも今のあなたは塾に遅くまで残っているのは、やれと言われた宿題を家でやらずに好きなことばっかりやってるから宿題が溜まって先生に指摘されても言い訳ばかりで、やらなければいけないことが終わらないから残されてるんでしょ?『それは仕方ないね。』って言われてもしょうがない。」と伝えました。
 
週に3日来ていてその時は遅くまで残っていても残りの4日何もしなかったら成績は上がりますか?
 
3日で覚えたことが残りの4日何もしなくてテスト本番で覚えたことが100%発揮できますか?
 
ぜっっっっっっっっっっっっっっったいに無理です!!
 
中にはいると思います。見た瞬間に見たものを忘れない特殊能力者が。
 
じゃ、特殊能力がないなら、毎日やりましょうよ。
 
毎日勉強を頑張ってたくさんの英単語や社会理科の用語、国語の漢字などを覚えた、自信満々でテストに挑んだ結果、思っていた点数に繋がらなかった生徒に共通する失敗は・・・
 
『覚えたことを、まだ覚えているか確認しなかった』です。
 
1度覚えたから大丈夫と過信し過ぎなのです。
 
ここで、1週間前の晩御飯の話をしてます。
 
「1週間前の晩御飯のメニューを覚えていますか?」
 
聞いた生徒全員が「覚えていない」と言いました。
 
「じゃ、1週間前の晩御飯を食べた1時間後は何を食べたか覚えていると思いますか?」
 
聞いた生徒全員が「覚えている」と言いました。
 
「じゃ、1週間前の晩御飯のメニューを毎晩寝る前に一瞬、思い出したとして1週間後、1週間前の晩御飯のメニューは覚えていると思いますか?」
 
聞いた生徒全員が「覚えている」と言いました。
 
「じゃ、塾で覚えたことをテスト当日のテスト直前、先生が教室に入って『はい、テスト始めるから教科書しまいなさい。』と言われるまで毎日寝る前にでも確認したらテストで書けると思いませんか?」
 
聞いた生徒全員が「書ける」と言いました。
 
じゃ、それをしましょうよ笑
 
新しく覚えること。1度覚えたけどすっかり忘れてしまい覚え直すこと。はとても大変です。
 
でも、覚えたことを忘れる前に思い出すことは、まだ簡単です。
 
めんどくさいのはわかります。
 
好きなことをやりたいのはわかります。
 
先生は『やりたいことをやるな』とは初めから言ったことはありません。
 
いつも言っていることは『やらなければいけないことは必ずやりなさい。それが終わったら好きなことをやりなさい。』と言っているはずです。
 
「やらなければいけないことをやっていたら、好きなことをやる時間がありません。」
 
という生徒もいます。
 
『寝る時間を削ってでもやりたいことがあるなら寝ずでやればいい。そのかわり次の日学校や塾で寝るのはダメ。そうでなければやりたいことは大したことではない。あきらめろ。』
 
と言っています。
 
先生もやりたいことはたくさんあります。
 
でも、やらなければいけないこともたくさんあります。
 
では、どうしているか。
 
どうしてもやりたいことは寝ずでやってます。
 
やりたいことでも、どうしてもやりたいことでなければ先送りまたは、あきらめています。
 
もう5年ぐらい先送りにしているやりたいこともあります。
 
先日、同じ生徒に
 
「先生はなぜそんなに毎日元気なんですか?」と質問されました笑
 
『先生は遊びも仕事も本気だから、全力で遊ぶし、全力で仕事もする。だから毎日が楽しみなんじゃない?』
 
と答えると「はぁ~・・・」と言っていた気がします。笑
 
好きなこと、遊びでもそれを極めれば評論家など仕事になるかもしれません。
 
先生は趣味から『実用新案権』という発明をしました。
 
雑誌にもたくさん載り、日本やタイ、香港などでもわざわざ海外から訪ねてくれるぐらいその趣味では有名です。
 
まだ、これからも開発を予定しています。
 
遊ぶならなんとなく遊ぶのではなく本気で遊びましょう。
 
やり残す事がないぐらい本気で遊べば、勉強や仕事も次の遊びまで本気でできます。
 
ということで、やらなければいけないことはちゃんとやりましょう。
 
やらなかったらツケが回ってきて、そのうち大変なことになりますよ!!って話でした。

2019年8月29日木曜日

学力に重要なのは認知能力/IQより非認知能力/自制心

子供の学力を測る値として、認知能力/IQが良く知られています。

しかし最近の心理研究で、認知能力/IQ以上に子供の成績と関係がある大事な資質があることが分かってきました。

「マシュマロ実験」という有名な心理研究とともに、子供の将来の学力を予測する大事な資質についてお伝えしていきます。

今から40年以上前のアメリカのスタンフォード大学で、マシュマロ実験は行われました。

対象は、当時4歳の子供達186人。

子供たちは1人ずつ教室に通され、椅子に着席。

机の上には1つのマシュマロが置いてありました。

実験者は子供にこう伝えます。

「私はちょっと用事があるので、部屋を出るね。」
「このマシュマロは君にあげるけれど、私が戻ってくるまで食べるのを我慢していたら、マシュマロをもう1つあげるよ。」
「でも、私がいない間にそれを食べたら、2つめはないよ。」
「じゃあ15分したら戻ってくるね」

『マシュマロ実験で子供たちは、どう行動した?』

果して、子供たちは魅力的なマシュマロを前に、どう行動したのでしょうか?

結果は、3分の2の子はマシュマロを食べ、3分の1の子が食べずに待っていました。

「マシュマロをいつ食べたっていいんじゃない?」

確かにそうなんですが、この実験者はその後、あることに気づいたのです。

4歳のときの

「食べる」
「食べない」

の決断が、その子の将来にも引き継がれているのではないかということを。

18年後、つまり、その子たちが22歳のとき、追跡調査が行われました。

すると、予想通り、次のような相関が見られたのです。

4歳のときの自制心の傾向は、18年後も続いていた。

マシュマロを食べた子よりも、食べなかった子の方が学業成績が良かった。

そして2011年(45歳のとき)、さらなる追跡調査が行われ、この傾向が人生の半ばまで続いていることが分かりました。

『学校の成績に大事なのは、認知能力/IQ or 非認知能力/自制心?』

学校の成績と比例するものといえば、真っ先に認知能力/IQを思い浮かべる方が多いと思います。

認知能力/IQと知的学習能力はこれまで存分に研究されてきた分野。

それゆえ情報も多いのですが”非認知能力/自制心”と”学力”は近年になって分かってきた関係です。

認知能力/IQと非認知能力/自制心、どちらも高ければ、親としては万々歳ですが、実際には、認知能力/IQは低くても自制心の高い子はいるし、認知能力/IQが高くても非認知能力/自制心が低い子はいます。

最近の研究で分かってきたのは、その子の成績をより正確に予測できるのは、認知能力/IQ以上に、非認知能力/自制心だということなんです!

保護者様は「お勉強」となると、やっぱり認知能力/IQの方が気になるものだと思います。

でも、実は自制心やセルフコントロール力を伸ばすことの方が将来につながりやすいのです。

「でも4歳のときの自制心が一生続くんでしょ?」

と思われるかもしれませんが、非認知能力/自制心は育むことができます。

心理学で「Delayed Gratification」という言葉がありますが、それは「のちの満足のために、今を我慢する力」。

お母様ならご存知のとおり、赤ちゃんは自分の欲するもの(食事、睡眠、排便等)を我慢できませんね。

しかし年を追うごとに、色々な場面で我慢ができるようになってきます。

つまり、自制心は発達するんです。

我慢強さは生まれつき、ある程度決まっていますが、そこからスタートし、伸ばしてあげればよいのです。

『今からトライ! 我が子の自制心の育み方』

自制心の育みは、当然ながら、我慢や待つことが求められます。

「子供には我慢をさせたくない」
「子供の欲求は全て叶えてあげたい」

と思う保護者様もいらっしゃるでしょう。

ここで大事なのは、『甘えさせる』と『甘やかす』の線引きです。

言葉が似ていることもあって、混同しやすいのですが、両者はまったくの別物。

「抱っこして」

という子供の気持ちを無視したり、

「一緒に遊んで」

というのに拒絶したりというのは、甘えたい気持ちを拒否してしまっていることになります。

「レジで泣かれてガムを買ってあげた」
「テレビを消すとぐずるので2時間見せてしまった」
「まかせると時間がかかるのでやってあげた」

などは甘やかしです。

自制心アップにあたり、ぜひ参考にしていただきたいのが、自制心の高い中学生や高校生の特徴。

学校での成績が良いだけではなく、宿題にしっかりと時間をかけられる。
朝早くから行動できる。
学校を欠席することが少ない。
テレビを見る時間が少ない。

などの傾向があることが明らかになっています。

これを見ると分かりますが、日々の生活を自分で律することができるかどうかが、大きなポイントなのが分かりますね。

これからの試みとしてやっていきたいのは、際限なくやってしまいがちなものは、時間を決めて取り入れる(テレビやゲーム、YouTubeなど)

子供が気乗りのしないことでも、保護者様としてやって欲しいことは習慣づける(歯磨き、お風呂、着替えなど)

簡単に言えば、日々ダラダラせず、リズムある生活を心がけることが大切なんですね。

子供が好きなことを好きなだけやらせてあげるのが良い保護者様ではありません。

日々の生活にメリハリは必要です。

時計を見て行動できるようになるのは、まだまだ先ですが、保護者様が

「テレビは18時までよ」
「18時だからご飯だよ」
「夕飯が終わったら歯磨きね」

と先導しつつ、非認知能力/自制心をアップしていくのがおすすめです。

2019年8月26日月曜日

子供をゲームやタブレット中毒にしたくない!親はどう管理すべきか

塾の前で通りすがりのお母様が窓に貼ってあるポスターなどを見ておりましたので、声をかけると「ゲームばかりして勉強をしなくて悩んでいる」とのことでした。

これは子供だけの問題ではありません。

私の母も先日、ゲーマーの弟に携帯ゲームで「こんなのがあるよ?」と勧められ、何年かぶりにやってしまったがために、私が帰ってきた時から明け方までドハマりして何時間もずっとゲームをしていました。

私の母は極めたい人なので昔あった【テトリス】や【ドクターマリオ】なども やり続け、設定レベルMAXを通り越して未知の領域まで突入してしまうぐらいの母です。

RPGなどはやらないのですが、そういった頭を使うゲームが大好物のようです。笑

次の日には「手元にあるとやってしまうから削除した」と言っておりました。

今回の話は以前にも書いた「ゲーム障害です」酷い場合は治療レベルです。

保護者様の中にもゲームにハマってしまい、「〇時からのイベントが!!」などとゲームに時間を支配されていませんか?

『親も子供もハマりやすいゲーム、節度を持って使うコツとは?』

お子様の教育は理想通りにはいかないものですね。

なかには、「本意ではなく渋々」「周りの子もやっているから仕方なく…」というものもあると思います。

生徒や保護者様からよく聞くゲームなどはその典型だと思います。

今の時代、みんなが持っているゲーム。

「絶対に買わない」と決めていたのに、「結局、買ってしまった…」という保護者も多いと思います。

そんな保護者様へ、子供たちを魅了するゲームと納得した形でつき合うための方法をお伝えしていきます。

『現代っ子のゲーム保有率がとんでもなく凄いことになっている』

2011年に内閣府が行った「青少年のゲーム機等の利用環境実態調査」によると、ゲーム機器を「何も持っていない」と答えたのは1割弱(9.6%)。

なんらかのゲーム機を持っている青少年は、高校生が82.7%と8割台前半であるものの、小学生が93.9%、中学生が93.3%と、いずれも9割を上回っていることが分かっています。

また、NHKが行った「2013年幼児生活時間調査」によれば、ゲーム機を自分で使うようになる年齢は、5~6歳ごろ。

この年齢で既に4割前後の子が、携帯ゲーム機を自ら扱うようになります。

一方、スマートフォンに関してはもっとデビューが早く、1歳後半で1割、2歳前半以降は2割弱、これが現代の実態です。

書く言う私も2歳の時から家にファミコンがありました。

親に似たのか何でも極めたく、RPGではレベル99にしたり、レースゲームは全てのコースでレコード、中2の時に発売されたポケモンは、まだ流行る何年も前から151匹集めたりとゲーム三昧でした。

ですが、歯科関係の国家資格を取る時期を境にゲームどころではなくなり、それっきりゲームに対しての興味はなくなってしまいました。

『アルコール、たばこ、ギャンブル、薬物のようにゲームには依存性がある』

何かと問題視される「子供vsゲーム」
でも、ほどほどにやる分には、保護者様も理解ができるのではないでしょうか。

取り上げたくなるほどイライラしたり、勉強をやらない原因など問題視したりするのは、節度なくやってしまうから。

物事には依存を起こしやすいものとそうでないものがありますが、ゲームは明らかに前者の依存するもの。

だから、ハマってしまうのです。

今の時代、「ゲーム依存症」に陥る人はたくさんいますが、いったんこのような状態に陥ると、寝食を忘れるほど、ゲームに熱中してしまい、ゲーム以外の生活面に悪影響を及ぼしたり、人間らしい生活を営むことが困難になります。

現在、小学生で本当に多いのが『時間がわからない』ということです。

小学2年生とかで習い始める『時間の問題がわからない』ではなく本当に今過ごしている時間がわからないのです。

時間間隔無さが酷い生徒は1時間の授業を受けに塾へ来て「何時に帰るの?」「何時間?」「何時から何時?」など質問をしても「わからない」と答えます。

30分で1時間経ったと思い込み帰ろうとする生徒もいます。

『〇時から25分後』や『〇時から1時間15分前』などといった問題に対して、例え話で日曜日の18時から『ちびまる子ちゃん』が始まって18時半から『サザエさん』が始まって…
と話しても、首をかしげます。

「え?TV見ないの?」と聞くと「見ない」と答えます。

塾を始めて、初めてそんな話をしたときは衝撃でした!!。

私たちが子供だった時代は何曜日の何時から何のアニメが始まるか完全把握しており、毎週その時間を楽しみにして、たまに野球のナイターでアニメがやっていなかった時のショックは泣くほど大きかったのですが「じゃあ、TVも見ないで何をしてるのか?」聞くと、ほんと現代人ですね…
『YouTubeで見る』なんですよ!!
いつでもどこでもYouTubeです。

曜日や時間を気にしなくても見たいときに見たいものが見れる時代です。

親も、YouTubeを見せておけば いちいち面倒を見なくても、楽しそうにYouTubeを見ているのでそれほど面倒ではありません。

だから、時間がわからないのです。

完全に現代病です。

ここまで行ってしまうと大変です。

私も、ゲーム中心だった学生時代がありますが今の時代に比べたら次元が違いすぎます。

『はじめが肝心! 親が肝に銘じておくこととは?』

ゲームやタブレットと上手くつき合うには、はじめが肝心です。

たしかにそうです。

だから、どこのご家庭でも、ゲーム購入時には、「1日○分」「○○が終わってから」のようなルールを設定していることと思います。

しかし、ここでの「はじめが肝心」はそれ以前のことを指します。

買うのは保護者様です。

そこには「買う」判断と「買わない」判断があります。

「ハマる我が子にガミガミ言うのが嫌なら、はじめから買わなければいい」と決断できればいいのですが、そうもいかず、「やむを得ず買う」というご家庭も多いでしょう。

しかし、購入の動機がどうであれ、ゲームやスマホ、タブレットは依存性が高いというのは変わりません。

購入の段階で、「今後我が子にゲーム依存が起こり、勉強もやらずに成績がどんどん落ちる物を購入するのだ」と保護者様は理解しておく必要があります。

なんとなく買ってしまって、なんとなく使わせていると、あっという間に子供はゲームの魅力にとりつかれていきます。

「非常に依存が起こりやすいものを相手にしている」ということを忘れてはいけません。

「うちの子、ゲームをいつまでもやっていて…」というのは、言ってしまえば、ごく自然な流れなのです。

小学校低学年の子供たちが自ら自制してゲームを止めるのは、実際には非常に難しいことです。

自制心は発達とともに育っていくものですから、子供の年齢が低ければ低いほど、自制しにくくなりがちです。

ですので、子供が小さいうちは、保護者様がリードしてあげる必要があります。

『「今日は特別だよ」をやらないルール設定を』

先ほども書いたように、ゲームを買う際は、ご家庭でルールを作るはずです。

「好きなだけやっていいよ」というご家庭はまずないでしょう。

しかし、いったん作ったルールをきちんと守れているかというと、そうではないのが実態です。

1日30分だったルールがいつのまにか45分、1時間になり、エスカレートすると暇さえあればゲームをしているという状態になっているでしょう。

なぜこのようなことが起こるかというと、保護者様が子供に厳しいようで、まだまだ甘いからです。

「初めに決めたルールは30分。子供が”うん”と言ったのだから、自分でゲームのスイッチを切り、宿題をやり始めないといけない」と。

しかし、依存性の高いゲームを相手に、子供が自らスイッチを切ることがいかに大変かを保護者様は理解せねばなりません。

「自分で消せないのがゲーム」「自制できなくてもおかしくない」というくらいの気持ちでいないと肩透かしにあいます、それがゲームなのです。

寝る間を惜しんでゲームをやり続け、学校や塾の宿題をやらないどころか、学校や塾で寝ている。勉強をやらなかったとしても人生が変わるぐらい重大なことをやっていないと認識しづらい。

大人でさえ酒やタバコ、ギャンブルなど、やめたくても やめられない人も沢山いますが同じレベルです。

成績が上がらないお子様のほとんどはこれらが原因です。

適切なものを与えても、やらないので上がるものも上がらないのです。

では、管理の仕方としてやりやすいのが、与えっぱなしではなくゲーム機自体を親が管理するという方法です。

図書館の本のように、貸出をしてください。

「今日やらなければいけないことが終わったらOK!でもゲームの時間は○時までだからそれまでに終わっていなければ今日はダメ!」
「夕飯までOK。そこで返却」
「2ゲームしたら終わり」
のようにルールを決め、できなければ、「翌日以降決められた期間、貸し出しをしない」などのように。

大事なのは、保護者様がそのルールをきちんと守ることです。

もし3ゲームしてしまったのに、翌日
「今回だけは特別だよ」
「次回からはちゃんと守りなさいよ」
と見逃してしまうと、子供はその特別ルールを毎回適用しようとしてしまいます。

ルールを設定する際のコツは、厳しすぎるルールにしないこと。

毎日守れるルールにしないと設定した意味がないからです。

子供が、「まだ途中だから」「今、いいところなんだよ」と言ってきたときにも、「例外」を作らずに対応できるルールを設定することが大事になります。
私も子供のころ、これらのルールで1年ぐらいゲームを取り上げられたことがあります。

どこに隠していたのか、戻ってきたときには真っ白だったファミコンが日に焼けて真っ黄色になってました笑

『ゲームは自制心の育みに役立つ!?』

≪ハマりやすい≫というゲームやタブレットの性質を逆手にとって上手く活用すれば、子供の自制心の育成につながると考えています。

『ゲームはやる。YouTubeも見る。でも、その日やらなければいけないことが残っているからやめることもできる。』この状態は非常に高い自制心がある証拠です。

『その日やらなければいけないことが終わるまで寝てはいけない。』ぐらいのルールがあれば、誘惑レベルが高いゲームに日々触れつつ、オンオフを繰り返すのは、非常にいい自制の練習になります。

このルールが甘いと『やらなければいけないことは分かっているが、やらなくても欲は満たせる』のでやらなければいけないことをやらずに、ゲームをやり続ける原因となります。

今の子供たちは、私たちの幼少時よりも、ずっと忙しい日々を送っていますから、際限なく好きなことばかりはやっていられません。

途中で切り替えなくてはいけない場面も多々あります。

こんなとき自制心が高ければ、やりたいこともやらなければいけないことも要領よくこなし、日々を過ごすことができます。

強い自制心は、現代っ子の大きなアドバンテージなのです。

今の時代、「頭がいい子」は、”認知能力/IQ”以上に”自制心”が高いことが分かっています。

魅力あるものがたくさんある現代だからこそ、自制心の高さが求められるのです。

ゲーム、スマホ、ネットはあって当然という今の時代。

無いに越したことはありませんが、ゼロにすることを考えるよりも、節度を持ってつき合うことが、将来の成功につながります。

そう考えると、ハマりやすいゲームは、”自制心を鍛えれるトレーニングマシン”のようなもの。

親がリードしつつ、子供に節度を教える場として、活用してみるのも手かもしれません。

今はまだ、スマホやゲーム機を子供に買い与えていないご家庭がありましたら今後、子供との喧嘩の原因や成績が落ちる原因になる物をわざわざ買い与える必要はないと私は思っております。

買い与えてもらっていない家庭のお子様は、自分なりに工夫して遊びます。

今までに私が実際に見たことのあるお子様では、段ボールを使ってゲーム機本体やリモコンなどを作成しソフトを抜き差しできるようにしたり何枚もの画面を作りオリジナルのゲームを頭の中でやっているお子様。

ゲームの攻略本だけを買ってもらい、攻略本を熟読して『ゲームをやりたい欲』を解消しているうちに実際にゲームを持っている友達よりゲームに詳しくなりゲームを持っていないのにゲーム名人として有名になるお子様。

このようなお子様は、学習面においても技術家庭や美術が得意になったり読解能力が高まったり、空間認識能力が高まったりといい影響が出ています。

『周りの子がゲームを持っているから、ゲームを持っていないうちの子はかわいそう』ではありません。

保護者様の与え方次第でお子様は今後、どのようにも転びます。

子供がいつまで経ってもゲームをやめないで悩む保護者様も、やることもせず自らゲームがやめられなく親に怒られてイライラしているお子様も、そうなったのは初めに買い与えた保護者様が原因となっております。

そちらの方がよっぽどかわいそうだと感じます。

既にゲームを買い与えてしまって困っている保護者様は今一度、お子様も保護者様も納得できるルールに見直していただきたいと思います。

ご家庭の中だけでは解決しない場合は面談等で個別の学習計画見直しなど随時対応させていただいておりますので、お気軽にご相談くださいませ。