2019年9月26日木曜日

筆算の線、手書きなぜダメ?30年前の勉強方法

先日、私は今の勉強方法は20年前の勉強方法の可能性がある。
という話をしましたが、旬な記事を見つけましたのでご紹介させていただきます。
 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl…
 
『筆算の線、手書きなぜダメ?』
という話で、小学5年生が夏休みの宿題でやったひっ算がルール通りではなかったとして160問やり直しさせられた。
という記事ですが、学校によっては縦にも線を引かせている学校もあります。
 
納得ができる理由がわかればいいと思います。
私の意見としては、縦線はわかりますが横線を定規で引く必要があるのかはわかりませんでした。
縦線の場合小学生低学年でひっ算が不慣れな児童は線がなかったら縦に計算するとき、違う桁をたし算したりひき算したりして間違えるので各桁に縦線を引くことによって、違う桁を計算することを防止しています。
これができないまま学年を上がってきた生徒は簡単な四則計算でつまづいてしまっています。
 
ひっ算の時に定規で横に線を引く理由は、線引きの練習とのこと。
この理由は、確かにありなのかもしれません。
実際、通塾してくれている生徒の中にも定規がうまく使えずに定規を使っているのにフリーハンドで書いたような線を引いてしまう、または頂点から線を引かないといけないのにずれたところから線を引いてしまう中3生もいます。
これでは、できていても採点は×です。
 
これらの理由がわからないのに、「30年前にはそう指導していた」と、ただやらせている先生が多数いるというのです。
 
 
先日、教材屋さんが注文したテキストを持って来塾してくださいまして記事と同じような話をしていたのですが、普段生徒や児童と接している先生が教育方法に疑問に思っていても学校は、校長先生の考えに従わないといけない。
とのことでした。
 
もっと、新しい勉強方法が多くの人に伝わってほしいと強く感じました。