2019年9月13日金曜日

あなたは学校のテストの順位は今どのくらいですか?

先日、2年前に卒塾した現在高2の生徒からLINEが来ました。
 
内容は「先生見てください!奇跡がおきました!!!」「全国平均も上回ったんですよ!凄いでしょ!!!」と文章があり、写真も送られてきました。
 
送られてきた写真を見ると、校内2位!!
 
この生徒は中3の時に入塾し、当初は塾で言われたやり方ではなく独自のやり方で学習をしており、本屋さんで参考書を買っては中途半端にやめて、気が付けばまた違う参考書を買ってを繰り返しているような生徒で、夏期講習中は8時間とかいましたが、なんとか志望校に合格できたかなー。みたいな生徒でして・・・笑
 
その報告の次の日、2年ぶりに塾へ遊びに来てくれましたが、いやー、このような報告は本当に嬉しいですね。
 
 
 
私も当時は勉強のやり方がわからず本当に苦労しましたが、今ならこの勉強方法で勉強を頑張れと胸を張って言うことができます。
  
   
 
なぜなら三重進学ゼミの生徒の何人もが学年上位、学年1位を過去にとってきました。
 
さらには、今まで勉強が大っ嫌いで全く勉強をしてこなかった数人の生徒も今では毎日3時間以上、長い時間で8時間とか塾でモリモリ勉強を行っております。 
  
どうして、三重進学ゼミの生徒が学年上位を取ってきたり、勉強が死ぬほど嫌いだったのに突然モリモリやり始めたりするのでしょう?
  
  
その子たちの勉強方法を知りたくありませんか?
  
  
今回はその理由と、その具体的な方法を説明しようと思います。
  
  
『学年上位者や、暗記しまくりのやる気満々生徒が続出する理由』
 
  
私は学校のテストで学年1位を取るのは可能だと思っています。
上位なら余裕です。
私が中学生の時は勉強のやり方が全くわからず、ただ、がむしゃらに英語の単語を音も分からず書きまくったり、数学ではまず公式を覚えないと問題が解けないからと思い公式をしっかり覚えるようにしたり、国語の漢字も何十回も書きまくったり、社会や理科の教科書に蛍光ペンで大事そうな文章に色を付けたり、教科書を読んだり太文字を覚えたり、していましたが、いくら時間をかけてもテストの点数にはなかなかつながらず本当に苦労しました。
それらは全て時間がかかっている割に全然覚えることができない効率の悪い間違った勉強方法でした。
その後、高校で数々の資格を取得し、それらの勉強をし始めたあたりから勉強のやり方がわかってきて、歯科業界の職を目指し国家資格を取ったり各種資格や、のちに特許庁より実用新案権を取得したりと何でもできるようになり過去最高で5つの仕事を掛け持ちしていた時期もありました。
周りからは「よくそんなにできるね」と言われておりますが、どうしてそんなことができるのか?
 
簡単です。
  
  
  
正しい勉強法で丁寧に学び
効率よく本気で勉強に取り組み
時間を意識して段取りよく勉強や作業(仕事)をこなす
  
  
  
これだけです。
 
学年1位を取る「裏技」なんてものは存在しません。
 
でも近道はあります。
 
勉強のやり方を知らない=遠回り
 
なので、同じ目標へたどり着くには、仮に近道で毎日3時間勉強をしている子たちがいるとするならば、遠回りで勉強をしている子たちはその何倍も時間をかけないと目標にたどり着かないのです。
 
だから、同じ毎日3時間の勉強をしても近道と遠回りでは結果が大きく変わってきます。
 
結果が出る方法を、正しく使って、毎日続けるだけ。
 
それだけなんです。
 
今日はそのやり方を具体的に教えましょう。
  
 
  
『学年1位を取る5つの課題』
 
 
どちらかと言うと、中学生以降のお話しになってしまうかもしれませんが、勉強法は定期テストであろうと受験勉強だろうとやり方に変わりはありません。
ですから、『この方法は自分の勉強法のどんな場面で使えるかな?』という事を考えながら読んで頂けると幸いです。
  
定期テストで学年1位を取る方法。
それは、
  
  
・本気でやる
・毎日の学習を行う
・授業をしっかり聞く
・過去問から傾向把握
・テスト範囲をやり込む
  
  
この5つです。
 
この5つさえやれば、学年1位を取れるはずです。
  
 
順番に説明していきましょう。
  
 
『1,本気でやる』
 
1週間前であろうと、2週間前であろうと、勉強の密度は変わりません。
1時間やるなら1時間をしっかり集中してやる。
ダラダラやっている1時間はやっていない1時間と同じと考えてください。
 
本当に疲れてる日でも言い訳ばかりしてないで5分だけなら集中できるはず。
 
常に本気の状態で勉強することが大切です。
 
勉強しても伸びないという場合は、基本的にこの部分が欠如している場合があります。
 
ダラダラやっていたり、好きな音楽を聴きながらやっていたり、勉強をしている周りに数々の誘惑が手の届く範囲にあったり・・・などなど
 
勉強をやっている『つもり』にならない、ということがとてもとても重要です。
 
 
『2,毎日、学習を行う』
 
テスト1週間前になって範囲発表されたらテスト勉強を始めよう。
ではないのです。
 
毎日の中で少しずつでいいから、勉強を習慣化し、勉強するのが当たり前という状態を作っておくことが大切です。
 
「いやいや、そんなことできませんよ・・・」
 
と思うかもしれませんが、意外に簡単にできます。
 
いままでほとんど勉強してこなかったのに、いきなり毎日何時間も机に向かって勉強となるとハードル高いかもしれませんが、そんな子たちは最初は毎日勉強をする時間を作り、まずは勉強をし始めることからで構いません。
 
スマホをいじってる時間、5分を頑張って勉強に回し翌日も、その次の日も継続する。
 
たった、それだけの連続で成績も勉強に対する意識もめちゃくちゃ変わります。
 
机に向かわなくても勉強はできます。
 
その一つに今日覚えたことを思い返すだけでも、かなり有効な勉強方法の1つとなります。
  
 
  
『3,授業をしっかり聞く』
 
これも同じです。
 
学校のテストが先生の授業準拠のものであればあるほど、しっかりと聞いておく必要があります。
 
先生が言ったことをノートにメモったりしておくとかなり有効です。
 
ですが、中には塾生からもよく聞きますが授業とは全く関係のない、しょうもない話ばかりで終わる先生もいらっしゃるようなので、その場合は自学自習で構いません。
 
そのような場合、授業を真面目に聞いていてもテストの点に繋がらない可能性が大きいです。
 
ですが、今の学校って先生が黒板に書いたことがノートにちゃんとノートに書かれているか確認する先生がいるんですよね。
 
私からすると何のために?と思ってしまいます。
 
先生が書いた黒板の字は先生が授業をしやすくするためにまとめた物で知っている生徒と知らない生徒がいるはずです。
黒板に書いてあることを色ペンを使ってきれいに丁寧に写してもテストの点数は全然上がりません。色ペンのインクと時間の無駄です。
 
教科書にも載っていなさそうな「はい、ここテストに出るぞー」なんて、たまにある知らない事はメモしたほうがいいですが、先生が話している大概のことは教科書に載っていること。
 
知らないことだけを集めるノートを作りましょう。
  
 
  
『4,過去問から傾向把握』
 
定期テストは、出題パターンを把握しましょう。
 
教科書の問題からの出題が多いのか、範囲のワークからの出題が多いのか、授業の口頭で言った問題からの出題が多いのか、分析し自分は、何をやり込むべきなのかしっかりと把握しましょう。
 
これができれば、どこを重点的に学習できるかわかります。
 
 
 
『5,テスト範囲をやり込む』
 
テスト範囲のプリントが渡されたら、今までコツコツやっていたその範囲の過去にわからなかったけどわかるようになった問題を覚えているか、ふたたびひたすらやり込みます。
 
 
塾ではいつも言っていますが定期テストは、前回の定期テストまでの範囲以降が今回の範囲になるので、前回終わった所からあらかじめ毎日コツコツやっておけばいいのです。
 
 
「範囲が出てから勉強しよう」では遅い!!。
 
 
範囲は、前のテストが終わったと同時に次のテストの範囲のスタートが決まるわけです。
 
だから、毎日の学習から、ある程度マスターしておく。
 
範囲が出た頃には1周くらいはやり込んでマスターしているような状態を作っておく、そしてテスト期間に入ってから間違えていた問題をもう一度やってみることが重要です。
  
  
  
『5つの課題を5つの質問に』
 
・本気でやる
・毎日の学習を行う
・授業をしっかり聞く
・過去問から傾向把握
・テスト範囲をやり込む
 
 
 
この5点さえ抑えておけば、上位は間違いなくはいれます。
 
 
 
ミスを極力なくしていけば、1位もいけます。
 
今回の話は定期テストの話でしたが、受験勉強でもまったく同じ。
 
毎日の勉強を本気でやっていますか?
 
毎日の勉強を怠ることなく行っていますか?
 
学校での授業を寝ずにしっかり聞いていますか?
 
過去問の傾向を把握しましたか?
 
自分の目の前のテキストをやりこんでいますか?
 
全てがテストの点数と成績につながっていきます。
 
あなたたちの「1位取りました!」「学年で上位になりました!」という報告待っています。