2019年6月19日水曜日

10年後、君に仕事はあるのか?

先日、テレビのバラエティ番組で日清食品の滋賀に出来た新工場の様子が流れていました。

床面積約11万8千平方メートルで、平成29年5月に着工し、3月に第2期工事を終え、現在は6ラインが稼働しており、12月には全10ラインが稼働予定。
投資額は計655億円。
画像に含まれている可能性があるもの:座ってる(複数の人)
工場では麺生地を蒸して油で揚げ、具材とカップに詰めて包装するまでの過程をほぼ無人化された長さ約200メートルのラインで行う。
従来は人の手で行っていた原材料の搬入作業なども自動化し、全工程をカメラで撮影。
写真の説明はありません。
稼働状況を見守るほか、商品に不具合が生じると製造過程をさかのぼって、映像を確認できるようにし、不良品発生率を100万分の1以下に抑えたという。
工場内の情報を集中管理できるシステムの導入によって工程ごとに配置していた不具合に対処する従業員らが不要になり、1ラインあたり15人ほどいた従業員を7~8人に減らした。
最新鋭の工場稼働によるコスト競争力の向上を目指す。

とのこと。
1ライン15人から半分に人員を削減している。
10ラインで約80人もの人が必要ではなくなるということである。

今後10年でなくなる仕事の一部
銀行の融資担当者
スポーツの審判
不動産のブローカー
レストランの案内係
保険の審査担当者
動物のブリーダー
電話オペレーター
給与・福利厚生担当者
レジ係
娯楽施設の案内係・チケット係
カジノのディーラー
ネイリスト
クレジットカードを申込者の審査を行う従業員
集金人
弁護士助手
ホテルの受付係
電話販売員
仕立屋
時計修理工
税務申告書代行
図書館の補助員
データ入力作業員
彫刻師
苦情処理担当者
簿記・会計、監査の事務員
検査、分類、見本採取、測定を行う従業員
映写技術師
カメラ、撮影機の修理工
金融機関のクレジットアナリスト
メガネ、コンタクトレンズの技術者
殺虫剤の混合、散布の技術者
義氏製作技術者
測量技術者、地図製作技術者
造園・用地管理の従業員
建設機器のオペレーター
訪問販売員、路上新聞売り、露店商人
塗装工、壁紙張り職人
など

これらは一部であり、すでにロボットが入り自動化されている職業もどんどん出てきている。
「ロボットで自動化になっても人間が絶対必要な仕事があるから大丈夫」
なんて声がたまに聞こえてきますが、本当に大丈夫ですか?
ロボットが入ってきて、自動化が進むにつれ仕事ができない人が増えてきます。
その中で人が必要な仕事があったとすれば、その仕事ができる人は周りの人より能力が高い人です。
では、能力=高学力であるか・・・
それだけではないです。

私は、27歳から数年間、主にブラジル人を扱う外国人労働者派遣の人事と労務管理をしていましたが、学力が高くても不器用な人や融通が利かない人、頭の固い人などは採用しても使いにくい人と判断しておりました。

では、どうやって学力以外を鍛えるか・・・
それは、以前書かせていただきました非認知能力です。
ご興味があれば是非過去の文をご覧くださいませ。

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