2020年7月15日水曜日

少ない演習量で質の高い勉強を考える。

名張市の中学校では、ほとんどの学校の期末テストが終わり、一部学校ではもうテストが返ってきました。

三重進学ゼミではこれまで、とにかく数をこなして解き方に慣れる大量演習を主に行っておりましたが、生徒によってはその前段階に1つ挟むことにしました。

今学習している単元をシステムを使い1要素1問で問題を出し、解いてもらいます。

間違えた問題はルーズリーフへ貼る。

『なぜ間違えたのか』自分が気づいた点、注意しなければいけない点をどんなに細かいことでもいいので書き込む。(計算ミスならどんなミスをしたのかも)


『凡ミス』という万能薬のような言葉を使わないように書き込む。

ルーズリーフに貼った問題は、過去に自分が間違えた問題として手元に記録が残ります。

その問題は次回、塾に来るまでにできるようにしておく。

塾に来た時に対策復習テストで、できるようになっているかを確認する。

正解した問題は今後、忘れないように大量演習でスラスラ解き続ける。


テキストを使っても同じような対策をしていますが、今回のノートは自分が間違えた問題しかない自分専用の問題集です。
自分専用の問題集ができると、テスト期間または受験勉強をする際、ここに貼った問題ができているか確認することもできるし、ルーズリーフへ貼ることによって移動もできるし、必要が無くなれば外してしまうこともできる。

この学習法は『切って貼る』作業をしないといけないので、いつもより少し時間がかかります。

ですが、ただたんに量をこなしているだけの生徒の場合は、過去に間違えた問題を出しても毎回同じような間違いがあるので、そのような生徒には効果があると感じています。

やった方がいい生徒、やらなくてもいい生徒は判断が必要です。

このように、個個の性格に合わせた学習の対応ができるのは三重進学ゼミの強みです。

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