2019年5月17日金曜日

普段やらないことはやらなければいけない時にもできない。

日本人は今、退化し続けている。

日本は今、令和になりましたが平成の時代から生活に大きく変化が起こりました。
携帯電話が普及し家電製品のみならず車までもが自動化になってきています。

便利になったことにより、やらなくてもいいことが多くなりました。

今出した例でいうと
電話番号や住所、漢字を覚えなくてよい
電気は歩けば勝手に点いて勝手に消える
水は蛇口から勝手に出てきて勝手に止まる
トイレは立ち上がれば勝手に流れる
車はMT車からAT車になりクラッチを踏まなくても発進する
バックや高速道路は自動運転
暗くなると勝手にライト点灯
雨が降ると勝手にワイパーが動く
など

これらの影響から今、日本人は多くのことができなくなっています。

携帯電話が無いと電話番号がわからない。自分の住所すらわからない
漢字が書けない
電気の消し忘れ
水の止め忘れ
トイレの流し忘れ
ブレーキとアクセルの踏み間違いによる急発進
縦列駐車やバックができない
夜なのに無灯火で走る
雨なのにワイパーを動かさない

車以外のことに関しては塾生の中でも起こっていることです。
普段、家ではやらなくても良い動作が塾ではできない。
何度言っても、その時は『わかりました』と理解しますが日が経つとまた忘れておりなかなかできません。

これらのことは勉強に関しても同じことが言えます。
授業で習ったときは理解します。
ですが、理解したことを家で繰り返し学習をしておかないとまたすぐに忘れてしまいます。
『九九』は大人になってもすぐに言えるのはなぜかご存知ですか?
それは、何も考えずにスラスラ言えるようになるまで何度も書いたり言ったりを繰り返していたからです。
全ての勉強にそれは必要なことです。

部活やクラブ、遊びでもいいです。
できるようになるまで毎日練習しますよね?

1日休んだら何日分も取り返さなければいけない!
と努力するスポーツ選手

みんな同じです。
暗記が苦手なのは暗記できるまで努力していないから
計算が苦手なのは計算の仕方を覚えていないから
筆者の気持ちがわからないのはその問題に慣れていないから

できなかったことができるようになったら期間を空けずに何も考えなくても出てくるまでくり返し練習をしましょう。