2019年4月9日火曜日

子どもたちの自立がとても重要

自立と言っても三重進学ゼミは塾なので『学習においての自立』ができるようにしていきます。

欧米では子供の自立心を養うことをとても大事にしているそうです。
赤ちゃんを親と別々の部屋で寝かせるのも子どもを一人の人間として扱っているからであり、自立心を養うために必要なこととして捉えられているようです。
それも生後6ヶ月ほどから始めるようです。

ですが、日本ではまだまだ子どもの自立に関しては遅れています。
そのため、大人になっても自立できていない人が多いそうです。
ニートや引きこもりが社会問題になったりしていますね。

今回、保護者様からの質問で、子どもの思考力を育てるのはどうすれば良いのかという質問をいただきました。

その中で、『待つ』『聞く』『共感』は非常に重要であると伝えさせていただきました。

『待つ』
当たり前のことですが、子供って何をするにも遅いんです。

まあ多くの人はイライラして、「早く早く」とせかすか、「お母さんがやってあげるからいいよ」と手伝ってあげるかのどちらかを選択することになります。
特に朝は時間がないことが多いので、つい洋服の着替えやご飯などは、着せ替え人形のごとく全部やっちゃってしまいます。

でも本当はここで、待ってあげることが大事なのです。

そうすることで自分でできるようになり→自立心が養われ→親がやることも少なくなり→親が楽になる、といったいい循環ができあがるらしいのです。

『聞く』
子どもが話している時は、とにかく意味がわからないことを言っていたとしても聞いてあげることが大切です。

何を言っているかはわからなくても、一生懸命何かを伝えようと必死なのはよくわかります。

子どもは大人以上に話す時は一生懸命です。

ただ聞いているだけで何もリアクションをしないものかわいそうなので、言っていることがわからない時は「へーそうなんだ」「なるほどね」など、適当にそれっぽい相づちをうって、大人の会話テクを使ってはいけません。

気を付けないとその適当さに気づかれることがあります。

この話をすると、別の保護者様は「たしかに、ちゃんと話聞いてる?なんて言ったかもう一回言うて!
と子どもたちに言われる。」とおっしゃっていました。

この聞くに付け加えて、私がお母さん方にお願いしたのはわからないことがあっても知ってるフリしないでくださいと頼みました。

大人は子どもの「なんで?」にウンザリして適当に答えたり、理由を言わずにそういうもんやからで終わらせることがあります。

そうではなく、「何でかわからんから、一緒に調べようか?」と一緒に楽しんで学んであげてください。
すると、勉強を楽しんでやるようになってきます。

『共感』
たとえば、夫婦でも「あんた聞いてよ聞いてよ」と愚痴を言うと「それは君の喋りかたも良くなかったと思うよ」なんて言ったらもう大喧嘩。
他にも「そんなことより、晩ご飯何?」と言って奥さんブチギレなんてのはよく聞きます。
奥さんや女性が「ねえ聞いてよ」と言った時には、相づちを打って共感してあげれば満足するのに。

「それは大変だったね」と言うだけでも奥さんは少しはスッキリしますよね。
男は解決しようとします。
だから男の脳のことを解決脳と言うのです。
女性は共感力が高いから、共感脳と呼ばれています。

お互い違いを認め合って、仲のいい協力しあう夫婦関係をまずはつくってほしいです。

それは子どもたちも同じです。
まずは共感してあげる。
そうするとお子さんとも信頼関係が築けて、何事にも頑張れる子になってきます。
子どもはお母さんの喜ぶ顔が何よりも大好きだからです!

しつけは最初は大変です。
大人が思ったようにはいきません。
それは当然です。
子どもによっても違います。

だからこそ、大人が根気よく寄り添い指導することで子どもは『自立』し、一人前の小さな大人になっていきます。

そうすれば、あとは簡単です!

学力が上がり、学力が上がるから思考力や表現力が高まり、さらに論理的に行動でき、自信もつき自己肯定感の強い子どもになっていくのです。

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