2019年4月25日木曜日

算数・数学も国語でできている

算数・数学は公式を覚えれば数字が変わるだけだから問題が解けるようになる。

この言葉、よく聞きますよね。
でも、問題を解くことができないお子様もいますよね。
できるお子様と、できないお子様
何が違うのか、おわかりですか?

それは、どれだけ算数・数学の『用語』を知っているかです。
たとえば、小学生で習った算数の用語で『つうぶん』『しんぶんすう』『たいぶんすう』『がいすう』『ししゃごにゅう』など
これらの言葉を聞いたことがあると思いますが意味をしっかり理解できていますでしょうか?

理解できていなければ学校での授業がわかりずらいはずです。

「わからないところは先生にちゃんと聞きなさい」と保護者様はおっしゃいますよね?
なので、お子様は先生にわからないところを聞きに行って先生はちゃんと解説をしてくれたとします。
でも先生の解説してくれた用語がわかっていなければその時間もわからないまま無駄となり、家に帰って「先生、難しいことばっかり言うから全然わからんかった」や「先生の説明の仕方下手くそやわ」と言います。

そこでお子様の言葉を鵜呑みにしてはいけません。
その教え方で成績の良いお子様と成績があまり良くないお子様がいるのも事実です。
先生の教え方が本当に下手くそだったのであれば、だれも分からない授業となっており学校でも問題になっているはずです。

では、どうすればいいか
「先生の教えてくれた用語は理解できているのか?」を確認してあげてください。
お子様が用語をしっかり理解できていれば本当に教え方が下手くそな先生なのかもしれません。

理解できていなければ用語を覚える必要があります。
用語を知らなければ基礎どころか文章問題なんてとてもじゃないですが教えられません。
なぜなら、いくら丁寧に教えても言葉を知らないからです。
英語で単語を覚えていないのに文法を説明しているようなものです。
算数·数学も理科、社会、英語と同じ暗記です。

つうぶん=二つ以上の分数の、値を変えないで分母を等しくすること。

しんぶんすう=分子が分母より小さい分数のこと

たいぶんすう=整数と真分数の和をまとめた形で書いたもの

がいすう=おおよその数

では、用語の意味に出てきた『分子・分母・整数・和』はわかりますか?
わからなければこれらも調べて覚える必要があります。

中学校での数学は小学校からの積み重ねですので小学校でつまずいているお子様はそのままつまずきを引きずってしまいます。

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