今年の後期試験は今までとは少し違った問題が出ていたと思います。
これは来年から始まります大学の入試に向けてだと感じました。
これからも文章や資料の情報量は年々増大し知識や技能を用いた思考力・判断力・表現力を問う今までにない問題が増えてくるでしょう。
国語の問題は大問5と大問6が一つになり資料を読み解きながら作文を書くという、思考力・判断力・表現力を問う問題が新しく出題されました。
古典に関しては2013年以来出題されなかった漢文が出題されましたので過去5年の過去問をやっていた受験生には難しかったかもしれません。
数学に関しては特にできる受験生と、できない受験生が大きく分かれたかもしれません。
その理由として、国語と同じですが2012年、2014年依頼出題されなかったグラフから数値を読み取る問題やグラフを書く問題、それと複数の分野にわたる知識・応用力がないと解けない問題が出題されたからです。
これらに関しても早い段階から受験に対して十分に準備できた受験生はできたでしょう。ですが付け焼き刃的に過去問のみで挑んだ受験生には難しかったと思います。
社会に関しては、昨年からまた更に2ページにわたり文章や資料などの情報量が増えました。
最近の時事問題や各国・地方・時代を比較しながら正解を導き出す問題が多かったと思います。
そのため、幅広い知識や理解が求められたと思います。
英語に関してはリスニングの問題が減ったり対話文や長文に対して日本語で答える問題が無くなり、さらに英作文に関しても中2程度までの基礎的文法で答えられる問題が多く出題されるなど今までよりは簡単になっていたと感じました。
理科に関しては大問5のような黄道十二星座と何中高度が複雑に絡む問題は特に難しかったと思います。
知識や技能、表や実験の分析・解釈も必要な問題が多かったので理科に関しても思考力・判断力・表現力が問われたと思います。
これらのことから、今後も早い段階からの受験対策と過去問以外にも幅広い知識を身に着けておくことが必要だと感じました。
今後も増えるであろう文章や資料、思考力・判断力・表現力に関しては、三重進学ゼミで行っている速読解講座・思考力講座で速く正確に読み解く力を上げながら思考力・判断力・表現力も鍛えることができると感じました。
今回の試験で、合格者と不合格者に分けられますがみんな努力しました。
新型コロナウイルスによる影響でなかなか勉強に集中できなかった受験生もいたでしょう。
その中でも、みんなより努力できた受験生が合格と勝ち取ることができたと思います。
努力したことは今後決して無駄にはなりません。
合格した受験生はこれがゴールではありません。
これから高校に進学し更に難しい問題にチャレンジしていくことになります。
皆さんのこれからの活躍に期待しています。
本当にお疲れさまでした。
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